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YZF-R7と同じ、国産並列2気筒勢と比べてみると。
スズキ GSX-8R(775cc2気筒:114万4000円)
サーキットを視野に入れているけれど、GSX-8Rの乗車姿勢はスポーツツアラー的で、ホイールベースは長めの1465mm(YZF-R7は1395mm)。ダイヤモンドタイプのスチールフレームに搭載されるエンジンは、スズキ独自のクロスバランサーを採用した270度位相クランクの並列2気筒。スロットルは電子制御式で、エンジンモード切り替え機構やアップ&ダウン対応型クイックシフター、トラクションコントロールなどを装備。最高出力は80ps、車重は205kg。
カワサキ ニンジャ650(650cc2気筒:104万5000円)
約40年の歴史を誇る、カワサキ製ミドルパラレルツインスポーツの最新型となるニンジャ650は、独創的なデザインのスチール製トレリスフレームに、180度位相クランクの並列2気筒エンジンを搭載。乗車姿勢はGSX-8Rと同等以上にスポーツツアラー的で、シート高は低めの790mm。ライディングに関連する電子デバイスはトラクションコントロールのみで、スロットルは昔ながらのケーブル式(YZF-R7も同じ)。最高出力は68psで、車重は194kg。
レポート●中村友彦 写真●スズキ/カワサキ 編集●上野茂岐
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