ヤマハ YZF-R7はバイク版のユーノス ロードスター(初代)だ!!「自分の腕だけで勝負したいアナタに」

YZF-R7 ヤマハ
2022年に発売されたヤマハ YZF-R7。688cc並列2気筒エンジンを搭載するネイキッド・MT-07の派生機種ではあるものの、多くの部品が新規開発されている(撮影車は2023年カラー)
YZF-R7 ヤマハ
ヤマハ YZF-R7(撮影車は2023年カラー) 前後サスペンションはサーキットを意識した構成で、インナーチューブ径41mmの倒立フォークはフルアジャスタブル、リヤショックはプリロードと伸び側減衰力の調整が可能。スチール製ダイヤモンドフレームは、スイングアームピボット上部のパーツを樹脂製カバー→アルミ製センターブレースに変更することで、ねじれ剛性を20%高めている
YZF-R7 ヤマハ ハンドル ブレンボ ラジアル マスター
ヤマハ YZF-R7(撮影車は2023年カラー) セパレートハンドルはトップブリッジ下に装着。2023年型以前のMT-07と比較すると、グリップ位置は174mm下方、152mm前方に移動。オフセット35mmのステアリングステムは専用設計で、ブレンボ製のマスターシリンダーは、ボディ内部のピストンとハンドルバーが90度で直交する本気のラジアルポンプ式(純正のブレンボマスターは、やや斜め配置のセミラジアルが一般的)
YZF-R7 ヤマハ シート
ヤマハ YZF-R7(撮影車は2023年カラー) 
YZF-R7 ヤマハ ステップ
ヤマハ YZF-R7(撮影車は2023年カラー) スーパースポーツとしての理想を追求したシートは、前後左右に動きやすい。とはいえ、シート高はクラストップの835mmなので、足着き性は良好とは言えない
ホンダ CBR600RR(157万3000円〜) 世界各国で開催されるSS/ST600レースを前提にして生まれた、アルミツインスパーフレーム+並列4気筒の600ccスーパースポーツ。2016年にいったんカタログから姿を消したものの(北米は除く)、2020年に数多くの電子デバイスを一気に導入して復活。2024年型ではIMUが5→6軸に進化し、アップ&ダウン対応型クイックシフターが標準装備となった。最高出力は121psで、車重は193kg
アプリリア RS660(159万5000円〜) エンジンが270度位相クランクの並列2気筒(660cc)で、近年のモトアメリカ・ツインズカップで激戦を繰り広げているためか、ライバル視されることが多いけれど、RS660はYZF-R7とは似て非なる設計思想のスーパースポーツ。フレームはピボットレス構造のアルミツインスパーで、多種多様な電子デバイスをトップモデルRSV4から継承。最高出力は100psで、車重は183kg(YZF-R7は73ps・188kg)
スズキ GSX-8R(114万4000円) サーキットを視野に入れているけれど、GSX-8Rの乗車姿勢はスポーツツアラー的で、ホイールベースは長めの1465mm。ダイヤモンドタイプのスチールフレームに搭載されるエンジンは、スズキ独自のクロスバランサーを採用した270度位相クランクの775cc並列2気筒。スロットルは電子制御式で、エンジンモード切り替え機構やアップ&ダウン対応型クイックシフター、トラクションコントロールなどを装備。最高出力は80ps、車重は205kg
カワサキ ニンジャ650(104万5000円) 約40年の歴史を誇る、カワサキ製ミドルパラレルツインスポーツの最新型となるニンジャ650は、独創的なデザインのスチール製トレリスフレームに、180度位相クランクの650cc並列2気筒エンジンを搭載。乗車姿勢はGSX-8Rと同等以上にスポーツツアラー的で、シート高は低めの790mm。電子デバイスはトラクションコントロールのみで、スロットルは昔ながらのケーブル式(YZF-R7も同じ)。最高出力は68psで、車重は194kg
1989年からマツダが発売を開始したロードスターは、1960~1970年代のロータス・エランやMGBなどに通じる、フロントエンジン、後輪駆動、2シーターライトウェイトスポーツカーならではの魅力を当時の技術で作り上げたモデル。初代のベースグレードのエンジンは1600cc直列4気筒で、最高出力は120ps、車重は940kgだった
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