目次
国内で販売されるインカムの中でも特に高い人気を誇るB+COMシリーズ。その最新機種が、世界的な半導体不足の影響で生産終了となったSB6Xの後継機、SB6XRだ。
モデル名の数字が同じことから分かるように機能的にはSB6Xのマイナーチェンジだが、それは先代が今でも一線級の性能を持っている証拠。とはいえユーザーの要望に応える改良はしっかりと施されている。その最たるものがバッテリーの容量アップと省電力化。これにより、インカム通話の連続使用時間がSB6Xの16時間から22時間へ、音楽再生も18時間から24時間へと大幅に伸びている。
そんなSB6XRに対し、音楽を聴きながらインカム通話ができる「聴きトーク」を省き、連続使用時間を短くすることで価格を抑えたのがスタンダード機のONE。それ以外の性能は大差なく、簡単な操作で最大6人での通話を可能とするB+LINKや、3つのボタンによる直感的な操作、大出力D級アンプとネオジム磁石を採用したスピーカーによるプレミアムサウンド、聞き取りやすい日本語による音声ガイダンスなどは共通だ。
となるとどちらを選べばいいか迷うが……マスツーリング中心の人はSB6XR、普段はソロで時折仲間と走る機会もある人ならONEが最適と言えるだろう。
B+COM SB6XR

B+COM ONE

SB6X(旧型)とSB6XR(新型)の違い



シリーズ共通の使いやすい操作性


新作B+COM TALK も鋭意開発中


まとめ:編集部 写真:永田まさお/編集部/サイン・ハウス
サイン・ハウス
TEL:044-400-1979(サポートセンター)
https://sygnhouse.jp/