デザインから制作まで自分で手掛けたオリジナルバイク(tomさん)

近未来的なバイクをイメージさせた「ジェットバイク」、二本足で歩いているニワトリなどの作品を制作しているtomさん。
「ジェットバイク」はチェーンやタイヤを動くようにしたり、ライトが光ったりなど、フォルムだけを作るのではなく、実在したら可動するであろうパーツも造り込むなど、個性的な仕上がりです。
「ジェットバイク」のほか、キャンピングカーやニワトリなど、数々の作品を制作しているtomさんに、ジェットエンジンを積んだオリジナルバイク「ジェットバイク」を思いついたきっかけ、制作過程で苦労した部分などについてお話を聞きました。
──「ジェットバイク」というオジナルバイクをデザインから制作まで自分で手掛けているとのことですが、どのような経緯で「ジェットバイク」を制作しようと思ったのですか?
ふと、ジェットエンジンを積んだバイクってかっこいいだろうなと思って作ってみたのがきっかけです。「ジェットバイク」の着想は、バイクが登場していた映画などを見て、ヒントを得たのかもしれません。
──紙工作を始めたきっかけはなんでしょうか?
小学生のときから絵を描いていたのですが、中学生に入る頃にそろそろ立体的な表現の作品を作ってみたいと思い始め、ちょうど手近にあったのが紙でしたので、紙を使って立体的な作品をつくってみようかなと思ったのがきっかけです。
高校生になったころには、今のような作品を制作できるようになりました。

──「ジェットバイク」の制作期間はどれくらいでしょうか?
「ジェットバイク」は1年くらい掛けて、やっと完成できましたね。
制作している途中、飽きたり、やる気が出ないときがあったりするので1ヵ月かかったり、1年かかることも作品によってはあったりしますね……(笑)。
──どのような道具、紙を使って「ジェットバイク」などを制作しているのですか?
カッター、木工用ボンド、ピンセットを使っています。
紙は基本的にタント紙(カラーが200種類もある紙)というものを使っていて、作品によってはイラストレーションボード(1mmから3mmの厚みがあり、強度と耐久性のある紙)の中でも2mmぐらいの厚さの紙を使いながら制作していますね。
──ジェットエンジンを積んだバイクという個性的なデザインのほか、特に工夫して作ったパーツなどはあるのでしょうか?
ライトもお気に入りのポイントですが、特にチェーンは頑張って作りました。全部(実在のバイクみたいに)動かしたい思いがあったので、チェーンを取り付けてタイヤも動くようにしました。
ですが、これが意外と面倒くさいもので、ひとつひとつ丸い形状の部品を作り、木工用ボンドでくっつけるので、とても気が遠くなるような作業でしたね……(笑)。
どれもクオリティの高い作品ばかりで驚かされますが、制作した作品を販売しているクリエーターもいます(BBコリーさんの作品は「MADE B.B. Korry」というWebサイトで、tomさんは自身のWebサイト「PAPER ART」で販売中)。
また、Twitterでは、tomさんを筆頭にそうぎんさんやBBコリーさんなどの紙工作アーティストたちを集結した「紙の民」というコミュニティを作り、紙工作の魅力を伝える活動もしているそうです。
バイクを題材にしたものはもちろん、他のテーマの紙工作についてもっと知りたい場合は「紙の民」を是非チェックしてみてください。
レポート●モーサイ編集部・小泉 写真●そうぎんさん/BBコリーさん/tomさん




































