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「走る宝石」MVアグスタは今どうなっているの? 日本での今後の展望がいろいろと判明!

WGPでの輝かしい戦績や、美麗なスタイリングで有名なイタリアのプレミアムバイクブランド、MVアグスタ。近年ではオーストリアのバイクメーカー、KTMとの資本関係解消が話題となり、日本のライダーもKTMジャパンの手を離れた後の国内展開がどうなるのか注目していたが、このたび日本市場におけるMVアグスタの展開について、最新情報が明らかとなった。

新たな日本正規輸入代理店がメディア向けセレモニーを開催

これは既報だが、MV Agusta Motor S.p.A(以下MVアグスタ本社)は2026年4月1日に、1930年創業の商社でバイク用品総合専門店「ライコランド」のフランチャイズ本部でもある株式会社コシダテック(以下コシダテック)を日本における正規輸入代理店として任命している。そのコシダテックは2026年8月7日(金)〜9日(日)の3日間、TAKANAWA GATEWAY CITY「Gateway Studio」にて開催する展示イベント、MV Agusta「Motorcycle Art Gallery」に先立ち、8月7日(金)の午前中に同会場で報道関係者向けのオープニングセレモニーを行った。

左から、株式会社オートグローバルコシダ 代表取締役社長の外山和也氏、MV Agusta Motor S.p.A. アジア・中東地域統括責任者のマクシミリアン・コール氏、株式会社コシダテック 欧州営業部 部長の高原成明氏。

セレモニーにはコシダテック欧州営業部部長の高原成明氏と、MVアグスタのディストリビューターとしてコシダテック100%出資で設立された株式会社オートグローバルコシダ(以下オートグローバルコシダ)の代表取締役社長である外山和也氏、MVアグスタ本社のアジア・中東地域統括責任者であるマクシミリアン・コール氏が出席。高原氏からはコシダテックとオートクローバルコシダについての説明、外山氏からは日本市場における展望と事業戦略、ネットワークについての説明、コール氏からはMVアグスタ新体制と今後のブランド戦略についての説明がなされた。

新型モデル国内導入は2027年2月以降を予定

オートグローバルコシダの外山氏は「MV Agustaを所有する喜びをより多くのお客様に感じていただけるよう、全国のディーラーネットワークを再構築するとともに、希少車両の安定的な確保・供給体制を整え、お客様に安心してお選びいただける販売ネットワークの構築を進めてまいります。」とコメント。MVアグスタ本社のコール氏は「今後も魅力的な新型モデルを日本市場へお届けしてまいりますので、ぜひご期待ください。さらに、工場から出荷された一台一台を最高のコンディションでお客様のもとへお届けできるよう、日本のパートナーとともに品質とサービスの向上に努めてまいります。」と話した。

外山氏からは、ディーラー/サービスパートナーネットワークの再構築に関する具体的な情報も提示された。それによると、2026年5月14日(木)に全国ディーラー/サービスパートナー会議を行い、従前のディーラー/サービスパートナーを基軸に契約への取り組みを進めたところ、現状では9つのディーラー、6つのサービスパートナー、1つのショールームという体制を整えており、今後は東北地方など空白エリアを中心にディーラー、サービスパートナーを開発していくという。

セレモニーで提示された、ディーラー/サービスパートナーネットワークの再構築に関する資料。

また、試乗会や車両展示なども展開していく予定で、2026年9月18日(金)からは浜名湖SA複合型レジャー施設ONE SEANA(Hamanako Moto Studio)で、2026年9月26日(土)には静岡県森町で開催されるデイトナ茶ミーティングで車両展示を行うことが決定。さらに、2026年11月28日(土)・29日(日)に開催されるバイクのふるさと浜松2026や、2027年3月の東京・大阪モーターサイクルショーへの出展を予定しているという。

そして、コール氏からの説明で触れられた最新の2026年型モデルはいつ導入されるのかという質問に対しては、2027年2月以降に国内導入予定であり、それまでは2024年までのモデルの取扱いを継続するとの回答があった。

113馬力を発揮する798ccc並列3気筒エンジンを搭載した2026年型ブルターレ800。カーボンブラックのカラーバリエーションも用意。
2026年型F3R。798ccc並列3気筒エンジンは147馬力を発揮。
931cc並列3気筒エンジンを搭載するエンデューロヴェローチェの2026年モデルは、ホワイト×ブルーとブラック×グレーの車体色を新設定。
スペシャルエディションの一台であるブルターレセリエオロは、931cc並列3気筒エンジンを採用。
ラッシュチタニオもスペシャルエディションモデル。206馬力を発揮する998cc並列4気筒エンジンを搭載したハイパワーネイキッドだ。
ブルターレ1000アプトはドイツのチューニングカーメーカーとコラボしたスペシャルエディション。
「サルトリアメカニカ」というクラフトマンシップに満ちたオーダーメイドプログラムもMVアグスタの新たな試み。年間6〜7台のみの受付で、今年の枠はすでに埋まっているそうだ。
昨年のEICMA(ミラノショー)で発表された5気筒エンジンも鋭意開発中。

最後に、コシダテックの高原氏は「株式会社コシダテックは創業1930年、4年後に創業100周年という大きな節目を迎えます。この節目を見据え、少数精鋭の頼もしいメンバーとともに、MV Agustaブランドのさらなる価値向上に取り組み、お客様により良い製品とサービスをお届けできるよう挑戦を続けてまいります。」と述べた。

引き続き、コシダテックとオートグローバルコシダ、MVアグスタの取り組みに注目したい。

MV Agusta「Motorcycle Art Gallery」開催情報

展示イベント、MV Agusta「Motorcycle Art Gallery」は2026年8月7日(金)〜9日(日)の3日間、TAKANAWA GATEWAY CITY「Gateway Studio」にて開催。世界限定500台の「LXPオリオリ」を含む6台の希少なMVアグスタ車両(発売済みのモデル)が一般公開されている。来場者には抽選でMVアグスタオリジナルグッズ(キャップ・Tシャツ等)がプレゼントされ、8月8日・9日には大型二輪免許所有者向けの試乗会(参加無料・事前申込不要)も実施される。

ダカールラリーを4度制覇したエディ・オリオリ氏へのオマージュとして名付けられたLXPオリオリは、124馬力を発揮する931cc並列3気筒エンジンを搭載したアドベンチャーモデル。
F3RRは、F3Rによりレーシーな装備を付与した上級モデル。
スーパーヴェローチェSは、F3Rをベースに開発されたヘリテージモデル。
ツーリズモヴェローチェRC SCS。クラッチを自動制御するスマートクラッチシステム(SCS)を備えた798cc並列3気筒エンジンを採用している。
ブルターレ1000RRは998cc並列4気筒エンジンを搭載。4本出しマフラーが印象的だ。
ドラッグスターRR SCSは、ブルターレ800の派生モデルであるドラッグスター800の上級仕様車で、スマートクラッチシステムを装備している。

report:モーターサイクリスト編集部 photo:コシダテック/MVアグスタ

LINK

MVアグスタ
https://www.mvagusta.com/jp/ja

コシダテック
https://www.koshida.co.jp/

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