雑ネタ

バイクに乗って野山で狩りをする! ハンターカブならぬカブハンターが東京にいた

クロスカブ110に積んだ荷物の中で一番重かったものは?

トモさんクロスカブ110。リヤキャリヤに装備している箱(クーラーボックス)に血抜きをしたアライグマ1匹を収納している。

──狩猟をするために、舗装されていない道路もバイクで突き進むような場面もあるかと思いますが、走行中に危ない経験をしたこともあったのでは?

狩猟に行く道中のことですが、最初は走りやすい山道が進んでいくと砂利道になってきて、バイクがガタガタ揺れ始めてきたんです。
そのとき、銃(弾は未装弾)を背負っていたので、もし転倒していたら、銃が壊れたり、荷物が崩れたりして危なかったなと思いますね。

──キノコ狩りや狩猟をしていると、バイクに食材を積む機会が多いと思いますが、今までで一番重かった食材などはありますでしょうか?

一番重かったのはタンデムしたときの人間ですけど(笑)。自分が狩猟した中で重かったのはアライグマ2頭を載せたときですね。
ある朝方、前日に仕掛けていたトラップを「アライグマが1匹いたらいいな」と思いながら見に行ったら、なんとアライグマが2匹もいたんですよ!

想定外の出来事でしたが、血抜きをした1匹目のアライグマをリヤキャリヤにある箱(クーラーボックス)に載せたあと、2匹目に取り掛かろうと思ったら入るスペースがなくて……。
仕方ないので、持参していたビニール袋を使って、周りから見てもアライグマと分からなくなるまで何重に巻いたあと、アライグマをネットに被せて運びました。

過去最高にマズかったのはタヌキの脂身を使ったパスタ

──ブログや動画を見てみると、手慣れた様子でアライグマを解体していて驚きました! 捕獲方法や解体方法はいったいどこで覚えたのですか?

2018年ごろ、埼玉県にある公共事業のアルバイトでイノシシやアライグマの罠猟を学べるというのを知り、罠猟にも興味があったのでやってみることにしました。
そこでは、罠の設置や捕獲方法などを学び、解体は本やネットで学んだ自己流です!
本やネットには、アライグマを解体する説明がなかったので、イノシシやシカのさばき方を参考にしていますね。

──ちなみに、様々な食材を調達・調理をしてきた中で「これはさすがにまずいな」と思った食べ物、美味しかった食べ物はありましたか?

過去最高にマズかったのはタヌキの脂身を使ったパスタ(ペペロンチーノ)ですね。知り合いの猟師からもらったタヌキを解体して調理をしたのですが……ドブのニオイがしましたね(笑)。
お肉は美味しかったのですが、タヌキの脂身はマズかったです!

その次にまずかったのは、ハシビロガモ(カモの仲間)ですね。
金魚の水槽のニオイがするお肉でした。
例えるなら、学校にもある金魚の水槽を放置したあとのニオイ、もしくは水草が腐ったようなニオイ。あれと一緒です。
ハシビロガモもマズかったですね……。

一番美味しかったものは、猟師仲間から物々交換(アライグマと交換)でもらったツキノワグマのお肉が美味しかったです。
熊のお肉って硬いイメージだったんですが、実際に食べてみると脂が乗っているお肉で、硬いと思ったら意外と柔らかくて、すごく美味しかったですね!

タヌキの脂身を焼き、その脂を使って作ったパスタ。見た目はタヌキの脂身を使ったパスタとは思えないが、よほどまずかったらしく、二口目でギブアップしたのち残りは泣く泣く廃棄したとのこと。

──これからはどんな「ハンターライフ」を過ごしていく予定でしょうか?

今年(2020年)の目標は鹿、イノシシを狩ってみたいなと思っていて、できたらリヤキャリヤに鹿やイノシシを載せてみたいですね。
最終的な目標は、東京付近で食べられる図鑑をブログでやりたいと考えていて、さまざまな食材を紹介しつつ、季節ごとに取れる旬の食材やどのような場所で取れるのかが、分かるような図鑑をブログにて作りたいと思っています。

牛肉とアライグマのお肉なら……

アライグマも自分でさばいて、味付けなども考えて調理をしている。

──しかし、なぜアライグマを食べようと思ったのですか?

食べたくないですか?

──私は……食べたくないですね(笑)。

牛肉とアライグマのお肉があるとするじゃないですか。どっちを食べますか?

──……牛肉ですね。

牛肉なんですか!? そうですか(笑)。

──やはり、アライグマを食べたいですか?

食べたいですね。食べたことがあるお肉と食べたことがないお肉があったら、食べたことがないお肉を選びますね!
もう、(アライグマのお肉を選ぶのは)好奇心ですよね!


トモさんは狩猟免許を持っているほか、調理などには十分安全に配慮したうえで調理をおこなっています。
安易に真似をしないようお願いします。

※下記の動画は動物の解体などショッキングな場面があるため、視聴する際はご注意ください。

第2話以降は動画販売サイト「Filmuy(フィルムィー)」にて視聴できる。

レポート●モーサイ編集部・小泉 写真●トモさん/ホンダ/八重洲出版

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