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【新型G310GS徹底解説】「普通二輪で乗れるBMW GS」が初モデルチェンジ、GS40周年記念モデルも設定

新型BMW G310GSのライバル車は?

ここまで2021年型の特徴をご紹介してきました。外装デザインこそ従来型を踏襲していますが、その中身はよりユーザービリティが高められており、従来型と比較すると格段に機能性・商品力が向上していることがわかります。
それを踏まえて、価格や排気量帯から新型G310GSのライバルとなりそうな車両についても紹介していきます。

BMW G310GS(70万9000円〜)

313cc水冷単気筒、最高出力34ps/9250rpm、最大トルク2.8kgm/7250rpm、車重175kg、シート高835mm、燃料タンク容量11.5L

ホンダ 400X(82万6100円)

399ccの並列2気筒エンジンを搭載したホンダ 400Xは、ミドルクラスの車両のような迫力のある車格と豪華な装備を誇るモデルです。

灯火類はヘッドライトを含めてすべてLEDで、メーターは液晶ディスプレイを採用。急ブレーキをかけた際にハザードランプを高速で点滅させて後続車に伝えるエマージェンシーストップシグナルも装備するなど、安全性能でもクラスをリードする先進性が特徴と言えます。
その分、価格がやや高くなるのがネックかもしれません。

G310GS同様、オフロードでの走破性を確保するためホイール径はフロント19インチ、リヤ17インチという組み合わせです。
ただし純正リヤタイヤのサイズは160/60ZR17で、オフロード重視のタイヤを調達しずらいサイズである点や、G310GSを含むライバル勢に比べランニングコスト面ではやや分が悪いかもしれませんね。

399cc水冷並列2気筒、最高出力46ps/9000rpm、最大トルク3.9kgm/7500rpm、車重196kg、シート高800mm、燃料タンク容量17L

KTM 390アドベンチャー(81万9000円)

373ccの水冷単気筒エンジンを搭載するKTM 390アドベンチャーは、車体のパッケージングという面ではG310GSのガチンコのライバル車と言えるかもしれません。装備面ではフルLEDの灯火類を筆頭に、5インチのTFTカラー液晶ディスプレイを採用。
さらにエンジンは状況に合わせて出力特性を変更できるモード切り替えを備えており、ここで紹介するモデルの中では抜きん出たハイテク装備が魅力と言えます。

タイヤサイズはフロント19インチ、リヤ17インチでG310GS同様ですが、リヤは130幅と細めの設定です。

唯一難点を挙げるとすれば、それはシート高でしょう。なんとシート高は855mmとかなり高めに設定されていることもあり、ビギナーや小柄なライダーにとっては少し取っ付きにくく感じるかもしれません。

390アドベンチャー KTM
373cc水冷並単気筒、最高出力44ps/9000rpm、最大トルク3.7kgm/7000rpm、車重158kg(乾燥重量)、シート高855mm、燃料タンク容量14.5L

カワサキ ヴェルシスX250ツアラー(70万4000円〜)

普通自動二輪免許で楽しめるアドベンチャーのなかでも、車検不要の軽二輪は維持費面で有利。そんな「250アドベンチャー」の1台、カワサキ ヴェルシスX250ツアラーはパニアケースが標準装備となる「お得感」もあるモデルです。

G310GSよりも当然排気量は小さくなりますが、スポーツモデルのニンジャ250同系の並列2気筒エンジンを搭載。高回転型・高出力型のエンジン特性となっています。
ホイールサイズはフロント19インチ、リア17インチでアドベンチャーの王道サイズですが、このクラスでは珍しくスポークホイールを履いているのに注目。

灯火類はLEDではなく、ハロゲン式でやや古臭さを感じるものの、純正オプションでLEDの補助ライトも設定。
ただ、パニアケースを標準装備することもあって車重は183kgと250ccクラスにしてはやや重い部類に入るので、取り回しには注意が必要かもしれません。

248cc水冷並列2気筒、最高出力33ps/1万1500rpm、最大トルク2.1kgm/1万rpm、車重183kg、シート高815mm、燃料タンク容量17L(写真はオプションのフォグランプ装着時のもの)

スズキ Vストローム250 ABS(61万3800円)

248cc水冷並列2気筒、最高出力24ps/8000rpm、最大トルク2.2kgm/6500rpm、車重189kg、シート高800mm、燃料タンク容量17L

最後に紹介するのは大ヒット「250アドベンチャー」のスズキ Vストローム250です。
ロードスポーツモデル・GSX250Rと同系の水冷並列2気筒エンジンは最高出力こそ低めに抑えられているものの、低速から中速域までのトルクを重視した特性。下道をメインとしたツーリングにはもってこいのバイクでしょう。

装備面ではハロゲン式のヘッドライトや、アドベンチャースタイルながら前後17インチのホイールなど、ライバル勢と比較すると少し寂しい部分もありますが、約60万円という価格は大きな魅力。オフロードもガンガン走るというのではなく、ゆったりツーリングを楽しむモデルとして捉えれば、かなり魅力的なモデルと言えるでしょう。


BMW G310GSは、高機能・高価格のKTM 390アドベンチャーやホンダ 400Xと、国産250ccアドベンチャーの中間的な存在に見えますが、翻って、価格と性能が非常に好バランスなモデルとも言えるのではないでしょうか。

レポート●土山 亮 写真●BMW/ホンダ/KTM/カワサキ/スズキ
編集●上野茂岐

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