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「映える」バイクウエア選び……というのもアリ!
バイカーにとってツーリングの計画を立てるのと同様、ウエア選びは楽しいもの。あそこへ出かけるならこのジャケット、夜走るならこのアウター!などなど、走り出す前からワクワクしちゃいますよね。
そんなバイカーにご紹介したいのが、この春夏シーズンにピッタリなジャケットの数々。メッシュ素材や防水・透湿といったシーズンならではの機能性はもちろん、SNSでも「映える」スタイルが目白押し。きっと、アナタのバイカーライフを引き立ててくれること請け合いです。
夏ライダーに捧げるアルパインスターズの最新作
alpinestars AXIOM SUPERIAIR JACKET ASIA(アクショム スーパーエアジャケット アジア)

陽射しの厳しい季節でも、バイクに乗って体に受ける風は爽快そのもの。メッシュ素材を使ったジャケットなら、疲労も少なく気分のいい風を感じることができるはず。こういうジャケットを作らせたら、世界でも指折りのパフォーマンスを発揮してくれるアルパインスターズ。
ライディングに最適化されたシルエットや、インナープロテクター、視認性を向上させてくれるリフレクターなどなど、欲しい機能も「全部載せ」となってます。
軽くて小さくたためるのも嬉しい性能
SPIDI MISSION-T SHIELD(ミッションT シールド)

イタリアの名門バイクウェアブランド「SPIDI(スピーディ)」からは、春夏のアドベンチャーにもってこいなジャケットをご紹介。3層構造の高耐久性素材──というとゴツイ印象かもしれませんが、実は超軽量で、しかも小さく収納できるという素材!
使わないときはコンパクトにたたんでバックパックに入れておけるのです。
また、同社のソフトシェルやアーマー類とセットもできるため、春夏どころか初冬のツーリングだってOK。スマートなデザインも、さすがイタリアンって感じでイケてますよね。
ありそうでなかったメッシュのフーディ
BATES メッシュパーカー BJ-M2213P

フード付きジャケットといえば秋冬モノがメインストリームですが、ベイツからメッシュ素材を使ったパーカーがリリースされています! フーディのシルエットに馴染んだライダーは、夏といえども首の後ろが「寂しくない」のは嬉しいのではないでしょうか。
もちろん、薄手軽量でもインナープロテクターを内蔵できる(別売)のはバイカーブランドとしてのプライドでしょう。ストライプのカラーが3色から選べるのも嬉しいポイントです。
デニムジャケットは永遠のド定番
KADOYA CORSA TRACKER JACKET(コルサ トラッカー ジャケット)

季節を問わず、スタイリッシュなバイカーならデニムジャケットを活用したいもの。さらに、バイカー向けにデザインされたものなら最&高!
そこでオススメしたいのが、レザージャケットでおなじみのKADOYAがリリースしているトラッカージャケット。広島産の13オンスデニムを用いたニュアンスあふれる風合いは、今っぽいライダースジャケットとして見逃せません。
もちろん、肩・肘・脊髄にはパッドポケットも装備していますよ!
360°死角まったくなし!
KUSHITANI AIR CONTEND JACKET(エアー コンテンド ジャケット)

クシタニからもメッシュ素材を使用しながら、スポーツライディングにマッチする高機能ジャケットがリリースされています。涼しいだけでなく、襟まわりに吸汗透湿素材を用いたり、バタつきを抑える随所のストラップ、あるいはCEプロテクターを標準装備(肩・肘・背中)するなど、どこから見ても手抜かりなし!
さらに別売りのウインドブレーカーを中に着込めば、ちょっと冷えてきた時も安心。ガチ勢にもピッタリですよ。
雨が降っても楽しみに変えてくれそう
Fuel Motorcycles RESCUE RAINCOAT(レスキュー レインコート)

こんなウエアを用意していれば、ツーリング先で急な天候の変化も楽しみに変わりそう。フューエルはスペインのバルセロナ発祥のバイカーウェアブランドで、どこかネイティブでレトロなテイストが世界中から大人気。
このレインコートもミリタリー感が漂いつつ、どこかソフトタッチなニュアンスが魅力的。コットンに防水オイルを浸透させているので、オシャレだけでなく機能性もきちんとしています。
まったりとバイクに乗るならこんな雰囲気もアリ
Zip Thru Mojave Smok(モハベ スモック)

アメリカのTSPTRはオフカジュアルなアパレルとして、エシカル志向なオシャレピープルに支持を得ているブランド。バイカーやサーファーむけにスヌーピーをキャラに使うなど、キャッチ―なデザインも魅力的です。
ご紹介するモハベ・モックは、気取らないシルエットで、ツーリングはもちろん普段使いもいけちゃいます。袖口や裾にはストラップがついているので、スピードをあげてもバタつくこともなさそう。むしろ、スピードを出さないツーリングこそ、TSPTRっぽい雰囲気かもしれませんね。
シャツ一枚で走っているように見えて……!?
ICON1000 UPSTATE RIDING FLANNEL(アップステート ライディング フランネル)

エクストリーム系バイカーにはおなじみのアイコン1000からは、フランネルシャツかのようにデザインされたアウタージャケットをご紹介。
こう見えて耐久性の高いコーデュラナイロンを肘にあてていたり、背中のパーティングラインにさりげなくリフレクターが使われているなど、ガチ勢にも喜ばれるハイパフォーマンス!
さらにD3Oの内臓プロテクターが標準装備(肩・肘・背中)されるなど、単なるシャツとは大違いなのです。ちょっと涼しくなった夏の夕方など、さらりと走るのにピッタリでしょう。
リアルに着やすくヘビロテ確定!
urbanism UNJ-106アーバンライドメッシュジャケット

カジュアルで、着やすさがあり、しかもバイカーの望みを反映したアウターとして定評のあるアーバニズム。
ほんと、リアルクローズって感じで普段からガシガシ使えるのが嬉しいポイントです。メッシュ素材、取り外し可能&バタつき防止機能付きフード、肩・肘・脊髄に加え胸部プロテクターさえ標準装備なうえに位置の調節機構まで!
しかも、クールなカモ柄やピスタチオカラーなどオシャレのツボもおさえてるときたら、人気があるのも納得です。
安心とステータスをまとうなら
DAINESE HYDRAFLUX 2 AIR D-DRY JACKET(ハイドラフレックス2エアーDドライ ジャケット)

世界のトップライダーから愛されるだけあって、機能性やデザインどれをとっても拝ブランドらしさあふれるダイネーゼ。
春夏ジャケットでも、そのステータスが存分に発揮されています。速乾性メッシュ素材にはじまり、メンブレン構造(インナーを装備)、そして別売りのG1&G2バックプロテクターなどなど、バイカーの要求を高レベルで実現。
しかも、ドヤるには十分すぎるほどクールなデザイン! 誰もが憧れ、しびれる仕上がりの一着となってます。
まとめ●石橋 寛 編集●上野茂岐