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204cc新開発エンジン+新型シャシー採用のライトウエイトスーパースポーツ

2026年8月27日、インドヤマハモーター(IYM)は、世界初公開となる新型スーパースポーツモデル「YZF-R2」の発売を発表した。同車は近年、高級バイク市場が拡大し、より高いパフォーマンスと所有感が求められているインド市場において、特に急成長を遂げている200ccセグメントへ向けた意欲作だ。現地での価格は230,500インドルピー(日本円で38万円強))からに設定され、インド国内のブルースクエア(BSQ)販売店にて2026年9月中旬より発売される。

新型YZF-R2の最大の特徴は、ゼロから開発された全く新しいプラットフォームとパワートレインにある。心臓部は、新開発の204cc水冷4ストロークDOHC単気筒4バルブ+フューエルインジェクションの組合せ。最高出力26.5ps、最大トルク19.1Nmを発揮し、クラス最高レベルの力強い加速とスムーズなパワーデリバリーを実現した。さらに、ヤマハのフラッグシップモデル「YZF-R1」の技術から派生したDLC(ダイヤモンドライクカーボン)コーティング仕様のフィンガーフォロワーロッカーアームを採用。これにより摩擦抵抗が低減され、高回転域までレスポンスよく吹け上がるヤマハのスポーツDNA体現しているという。

また新開発のシャシーでは、高張力鋼管ダイヤモンドフレームを採用することで、剛性を確保しながらも同クラスで最軽量となる車両重量149kgを達成。名車「YZF-R6」のディメンションに着想を得たフレームジオメトリーにより、直感的で軽快なハンドリングとコーナリング性能の両立を果たしている。足回りには37mm倒立式フロントフォークを装備し、ストリートからワインディングまで、あらゆる走行シーンで優れた路面追従性を発揮する。



インド市場向けは標準仕様の4色ほか、ハイグレード仕様のR2Mも設定
スタイリングは、ヤマハRシリーズの血統を色濃く反映している。R9からインスピレーションを受けた空力性能に優れる彫刻的なフロントフェアリングや、コンパクトなバイファンクションLEDヘッドライトが、アグレッシブな存在感を放つ。電子制御も非常に充実しており、トラクションコントロールシステム(TCS)、アシスト&スリッパークラッチ、5インチフルカラーTFTディスプレイ、3つの走行モード(ストリート、スポーツ、レイン)を選べるヤマハライドコントロール(YRC)、デュアルチャンネルABSが全モデルで標準装備となっている。


インド市場でのラインナップは、ライダーのニーズに合わせて3つのバリエーションが用意された。ブラックホイールが精悍なベースモデル(2色)に加え、第3世代クイックシフターを搭載した上位モデル(2色)、そして究極のスポーツ体験を提供する最上位モデル「YZF-R2M」である。専用色メタリックグレーを纏うR2Mには、調整式フロントフォークおよびリヤショック、スマートキーシステム、3Dエンボス加工エンブレムやスエード調シート、シルバーのスイングアームなどが奢られている。



日常の通勤から休日のサーキット走行まで、あらゆるシーンで卓越したパフォーマンスをねらった新型YZF-R2は、従来この立ち位置にあったYZF-R15、その兄弟モデルのYZF-R125の後継とも言えるが、この2モデルは日本ではすでにラインアップ落ちとなっている。となれば、インド市場でのデビュー後、いずれ日本へも投入となるのかが興味深い。
排気量拡大で進化したエンジンにより、街乗りから高速域までフレキシブルに性能を発揮するであろう新たなR2のポテンシャルを、是非日本でも味わってみたいところだ。
YZF-R2主要諸元(インド仕様)
■エンジン 水冷4サイクル単気筒DOHC4バルブ ボア・ストローク66×59.6mm 排気量204cc 圧縮比11.5 燃料供給装置:フューエルインジェクション 点火方式トランジスタ 始動方式セル
■性能 最高出力19.5kW(26.5ps)/1万rpm 最大トルク19.1Nm(1.9kgm)/8000rpm
■変速機 6段リターン 変速比─ 一次減速比─ 二次減速比─
■寸法・重量 全長1980 全幅700 全高1140 軸距1340 シート高810(各mm) キャスター─ トレール─ タイヤF100/80-17 M/C 52S R140/70R17 M/C 66H 車両重量149kg(150kg=R2M)
■容量 燃料タンク12L エンジンオイル─
■車体色 ブラックメタリック、ダークブルーイッシュグレーメタリック、レーシングブルー、マットホワイトパール、メタリックグレー(R2M)
■価格 ─
まとめ●モーサイ編集部 写真●ヤマハ

































