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「トライアンフ松本」が6月16日にオープン!!ビリヤード台とバーカウンター完備……まるで遊戯施設な新店舗を紹介

国内最大級の車両展示場を備える「トライアンフ松本」長野県松本市に開店

トライアンフの正規販売店「トライアンフ松本」が長野県松本市に6月16日オープンした。「トライアンフ東京(東京都武蔵野市)」や「トライアンフ東京ベイ(東京都江戸川区)」を運営する株式会社ソニックモータースが新たに開設した店舗であり、国内最大級の規模を誇る。東京の2店舗に負けない充実設備でライダーたちを迎え入れる準備も万全だ。

トライアンフCEOのニック・ブロアー氏をはじめ、CCOのポール・ストラウド氏、アジアパシフィックディレクターのマルセロ・シルバ氏、ソニックモータース代表取締役の岩瀬利基氏、八十二銀行南松本支店長の池田亮氏、そしてトライアンフモーターサイクルズジャパンの代表取締役社長大貫陽介氏によるテープカットがおこなわれた。

遊戯設備も完備!! 納車セレモニーも行われる「映える」ディーラー

ブラックを基調としたシックな雰囲気の店舗の外観には、トライアンフロゴのチャンネルサインとトライアンフ・ラージスケールバッジがしっかりとその存在感を示している。店舗自体は1階が車両展示エリアで、2階がラウンジエリアとウェアやアクセサリーの展示スペースとなっている。またラウンジエリアには国内ディーラーでは初となるバーカウンターやイギリスのパブをイメージしたビリヤード台が設置され、トライアンフオーナーをはじめ、多くのライダーたちの交流の場としての活用も期待される。

さらに、トライアンフ松本では正規販売店では初となるお客様へのハンドオーバー(納車)とサービス入庫のお客様の受付機能を兼ねた「レセプション・ハンドオーバーベイ」が設けられ、お客様のバイクの入庫をダイレクトで承る受付機能をはじめ、今後こちらで購入をしたオーナーは思い出に残る納車のセレモニーなども行われるという。もちろん整備スペースも国内最大規模のものが店舗に併設され、優秀なメカニックが揃い、トライアンフオーナーたちも安心して愛車を任せることができるようになっている。

整備スペースも国内最大規模のもの。
店舗2階にはウェアやアクセサリーの展示スペース。
ウエア類も充実のラインアップ。
ラウンジエリアには国内ディーラーでは初となるバーカウンターや、イギリスのパブをイメージしたビリヤード台が設置されている。
今回トライアンフ松本店、初の車両購入者である小尾さんの納車式が特別におこなわれた。車両は落ち着いた雰囲気のスペースに一段と映えるストリートトリプル765RSのコスミックイエロー。小尾さんは、ニック・ブロアー氏、ポール・ストラウド氏、岩瀬利基氏と一緒の記念撮影で満面の笑みがこぼれた。
この日、トライアンフ松本オープン記念のリミテッドエディションモデルも発表された。タイガー100を踏襲したモデルとなり、トライアンフから誕生したスクランブラーの原型を現代に甦らせたイメージ。カラーリングにもこだわり、塗装にはメタル塗装が用いられ、またブルーのラインに囲まれたオパールカラーもポイント。所有者が飽きることなく、永く愛せる一台を目指し、作られている。

グランドオープン記念イベントには本国・イギリスからCEOも参加

またグランドオープンに先駆けて行われたイベントには、ソニックモータース代表・岩瀬氏のほか本国イギリスよりトライアンフのCEOであるニック・ブロアー氏、CCOのポール・ストラウド氏が来日。それぞれトライアンフ松本のグランドオープンに際し、今後のトライアンフブランドの展望について以下のようにコメントしている。

【CEOニック・ブロアー氏】
「トライアンフはイギリスの歴史あるモーターサイクルブランドであり、また今日のモーターサイクルの世界を形成する上で大きな役割を担ってきました。1980年に私の父であるジョン・ブロアーが、新たにデザインとエンジニアリングのチームを立ち上げ、時代に合わせたトライアンフを作り上げました。トライアンフのバイクはスクリーンの中でも活躍し、ハリウッドスターをはじめ、世界的なミュージシャン、また未来の英国の国王も我々のモーターサイクルのファンであり、トライアンフのオーナーでもあります。レース活動にも力を入れ、2019年からは世界をリードするレース選手権であるMotoGPにおいて、Moto2カテゴリーにストリートトリプル765のエンジン供給もしています。今後は新たなカテゴリーにも参入し、新しいベンチマークを立てていく計画もあり、より多くのライダーを魅了することを約束いたします。小排気量のモダンクラシックなモデルやレース用のモトクロスとエンデューロマシンについてもまもなく発表をする予定ですので、どうぞ楽しみにしていてください!」

【CCOポール・ストラウド氏】
「今回のトライアンフ松本のオープンで国内トライアンフ正規販売店の数は31店舗となりました。また昨年6月末にこれまでの目標であった正規販売店全店でトライアンフワールドブラックと呼ばれる店舗デザインへの移行も達成し、クオリティの高い上質な店舗づくりを進めてきたことで、お客様にも満足いただけていると考えております。この6月以降の12ヶ月間でトライアンフは6車種以上の新型車両の発表と6つの既存モデルのメジャーアップデートを予定しており、これらニューモデルの発売と日本の正規販売店のパートナーとともに2025年末には年間6000台以上のモーターサイクルを販売し、多くのお客様をお迎えできることを楽しみにしています!」

【ソニックモータース代表 岩瀬氏】
「私の生まれ故郷であり、地元である松本にて、新たなトライアンフの店舗をオープンできることを嬉しく、また誇りに思っております。幼少の頃から二輪が大好きで、たまたまトライアンフとの出会いがきっかけとなり、ビジネスをはじめることになりましたが、それにはUK本社訪問でのニック氏や会長のジョン氏、そしてポール氏といった方々の人柄に触れ、この人たちとなら長くビジネスをやっていけると感じた部分が大きかったと思います。周囲から二輪は大変で、儲けも厳しいという声もありましたが、自分としてはビジネスとして採算等も考えなければいけませんが、お客様に喜んでいただける店舗を作りたいという思いで、2017年5月にトライアンフ東京、2020年5月にトライアンフ東京ベイ、そして今年6月にトライアンフ松本をオープンさせてただきました。本日、真田陣太鼓の素晴らしい演奏や皆様からの温かい気持ちをいただき、スタッフ一同、戦ではないですが、たくさんのお客さんを幸せにする、バイクへの気持ちを触発させていくという戦いに出陣したいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします!」

プレスカンファレンスでは、トライアンフブランドの歴史をはじめ、新モデルの紹介や事業展開、そしてレースへの取り組みなど興味深い話も多く語られた。その後はアフターパーティが開催され、トライアンフ本国首脳陣とソニックモータース代表を交えたトークショーがおこなわれたほか、ダンスパフォーマンスや信州上田の真田陣太鼓の実演、そしてトライアンフ松本で初の納車式も特別に行なわれた。
ツーリングスポットとしても人気の長野県にオープンしたトライアンフ松本、トライアンフオーナーはもちろん、気になったライダーはぜひツーリング途中に立ち寄ってはいかがだろう。

トライアンフ本国首脳陣とソニックモータース代表を交えたトークショーがおこなわれた。
トライアンフ松本店、初の車両購入者である小尾さんの納車式が特別におこなわれた。
トライアンフ松本グランドオープンに際して送られた花で店内はより華やかに。
トライアンフ松本グランドオープン記念イベントで披露された勇ましい真田陣太鼓。

トライアンフ松本店舗情報

店名:トライアンフ松本 (TRIUMPH MATSUMOTO)
社名:株式会社 Sonic Motors
TEL:0263-86-0505
住所::〒399-0038 長野県松本市小屋南1丁目3-1
営業時間:10:00~18:00
定休日:毎週月曜日(祝祭日を含む)および毎月第1火曜日、第3火曜日

レポート/写真●安室淳一 編集●中牟田歩実

問い合わせ

トライアンフ松本

TEL:0263-86-0505

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