イージーライドとTFTメーター新採用で走りと利便性を高めた2027年モデル
欧州の「カスタム」カテゴリーで2021年以降ベストセラーを誇るホンダのコンパクトクルーザー「レブル500」(欧州名CMX500 Rebel)が2027年モデルで進化を遂げた。
最大の目玉は、レブル500で初搭載となる「Honda E-Clutch」である。すでに普及している機構だが、これによりライダーはクラッチレバーを操作せず、シフトペダルのみで発進、停止、ギヤチェンジが可能となる。半クラッチ状態をシステムが自動制御し、車速やエンジン回転数に応じて点火時期や燃料噴射を最適化するため、スムーズな変速を実現する。

なお、ペダルの操作感はハード・ミディアム・ソフトの3段階から選択でき、システム作動中でもレバーを握ればいつでもマニュアル操作が可能であり、市街地からツーリングまで圧倒的な利便性と楽しさを提供する。




装備面ではユーザーインターフェースが刷新された。従来のネガティブ液晶表示に代わり、高解像度な3.5インチの円形フルカラーTFTディスプレイを新採用。左側ハンドルバーには新しい6ボタン式のコントロールモジュールが組み合わされ、より直感的で迅速な操作を可能にしている。


「シンプル」と「無骨」を体現する低く引き締まった「ボバー」スタイルは健在で、灯火類はすべてLEDを採用。カラーリングも一新され、標準モデルに新色「マットフレスコブラウン」が、ヘッドライトカウルや専用ブラウンシートを備える特別仕様の「S」エディションには「キャンディーロージーレッド」が追加された。



パワートレインには、欧州A2ライセンスに対応した471ccの水冷パラレルツインエンジンを搭載。最高出力34kW(46.2ps)、最大トルク43.3Nmを発揮し、低回転域のトルクを重視した特性により、扱いやすい走りを追求している。シャシーはしなやかな鋼管スチールフレームを採用し、690mmという足着き性の良い低いシート高を実現した。足回りには41mmフロントフォークと、乗り心地を向上させた窒素ガス封入式ツインショックを装備し、前後のファットタイヤとともに快適なクルージングを約束する。
タンデムシートやリヤペグは簡単に取り外し可能で、「真っ白なキャンバス」としてライダーの個性にあわせたカスタマイズが可能。純正アクセサリーも充実しており、Z世代をはじめとする現代のライダーのライフスタイルに寄り添いながら、走りの魅力と快適性を大きく高めたモデルとなっている。

まとめ●モーサイ編集部 写真●ホンダ



































