174cc単気筒エンジン搭載の人気モデル「プリマベーラ」ベースの特別仕様
ピアッジオグループジャパンは、ベスパ誕生80周年を祝うスペシャルエディションの第3弾として、「ベスパ プリマベーラ 80th」を発表した。2026年9月25日より全国のベスパ正規販売店にて受注を開始し、出荷は同年11月を予定している。
すでに完売となった「GTS 80th」、そして「スプリント 80th」に続く本モデルは、ベスパの原点に立ち返り、これまでの歴史を彩ってきたスタイルやカラーリングを現代の感性で再構築したメモリアルな一台である。

1946年4月23日の特許出願から80年。「自由のシンボル」として世界中で愛されてきたベスパの歴史に敬意を表し、本モデルには「ヴェルデ 80th」と呼ばれる特別なパステルグリーンが採用された。この色合いは、ベスパの歴史的アーカイブから発掘された1940年代の最初期のカラーコードに由来している。第二次世界大戦の苦難を乗り越え、ヨーロッパが新たな再生へと向かうエネルギッシュな時代に、街を駆け抜けた新しい二輪車の姿を彷彿とさせるカラーだ。
記念モデルの名に恥じない精緻なディテールも特徴で、美しい光沢を放つボディに対し、フロントシールドのモール、グラブハンドル、バックミラー、サスペンションカバーなどの各パーツには艶消し仕上げのアクセントが施され、見事なコントラストを生み出している。また、シートやグリップ、フットレストのラバーにはトーン・オン・トーンのダークグリーンが配され、全体を美しく引き締めている。



足元を飾るホイールは、1946年製の初代「ベスパ 98」からインスピレーションを得た専用デザインだ。中央が閉じたクラシカルな形状に、ボディ同色の塗装とダイヤモンドカット加工を施し、リムには「Est. 1946」の文字が刻まれている。さらに、車体左側にはメカニカルな原点を感じさせる「冷却グリル」がこのモデル専用で復活。フロントシールドには「80th」の記念プレート、グローブボックスには専用バッジが装飾されている。





なお、ベースとなる「プリマベーラ」は1968年の誕生以来、ベスパ史上最も成功したモデルとして知られる。本モデルは174ccの空冷4ストロークOHC3バルブエンジンを搭載し、現代的な走行性能と環境性能を兼ね備えている。
価格は63万2500円で、日本国内での入荷台数はわずか30台の希少なモデルとなっている。時代を超えて「イタリアンスタイルとエレガンス」を体現し続けるベスパの歴史と未来が交差するこの特別な一台は、熱心なファンにとって見逃せないコレクターズアイテムとなるだろう。
【プリマベーラ 80th主要諸元】

まとめ●モーサイ編集部 写真●ピアッジオグループジャパン
ピアッジオグループジャパン
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https://www.vespa.com/jp_JA/

































