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2025年マン島TTレース開幕! 初日の予選&練習走行は雨天中止も、日本人ライダー・山中正之選手の意気込みを聞いた

マン島 2025

5月26日(現地時間)からはじまった2025年のマン島TT、初日はニューカマー(マン島TT初出場のライダー)の走行のほか、全クラスの練習と予選走行が午前と午後に、それぞれ1周ずつ行われる予定だった。

しかしニューカマーの走行を終えたタイミングで、雨天のためこの日の走行すべてが中止となってしまった。

マン島TTのコースは1周60kmもあり、市街地、森林地帯、丘陵地帯、山岳地帯とコース周辺の環境はさまざまだ。そのため、コースの一部で降雨や霧が発生することがしばしばで、この日もコースの一部で降雨があり、路面が乾かないと予測されたことから走行中止となったのだった。

今年もマン島TTレースに参戦する日本人唯一のライダーで、スーパーツインTTに出場している山中正之選手は、初日の走行がなくなったことを残念に思いつつ、前向きに考えることで明日以降へのモチベーションを高めている。

「毎年、初めての走行までは緊張します。今年もそうでしたが、走行がキャンセルになったことで緊張がほぐれました。走るチャンスが減ったことは残念ですけど、気持ちを切り替えることができたので、明日から緊張せずに走れると思います」

コースの下見や実走行で得たノウハウをノートにメモする山中選手。これまでに書き溜めたデータは走行ごとに更新し、より安全な走行とタイムアップにつなげている。
山中選手は「チーム I.L.R.」からマン島TTに参戦している。チームパドックのテントには毎年、サポーターの寄せ書きを縫いつけた日の丸を掲げてTTにチャレンジをしている。なお、寄せ書きは山中選手へのメッセージに限らず、その人のチャレンジ目標でもオーケー。皆、いっしょに目標達成に挑むのだ。

山中選手にとってマン島TTレースは2025年で7回目。例年はレース開始の10日前にマン島入りし、時差も含めた環境に身体を慣らしながら、クルマでコースを走って下見をするスケジュールで臨んできた。しかし今年はこのやり方を変えた。

「コースの下見はいいのですが、バイクに乗れない日数が長くなってしまい、それが走行初日の緊張感につながっていたと思ったのです。なので今年は4月にマン島へ行って4日間ほどコースを下見して、マン島TTの直前まで日本で桶川などでバイクを走らせて身体を慣らしておく作戦にしました」

レースのためにマン島入りしたのは開幕3日前だが、山中選手は時差ボケもなく心身ともに順調な様子だ。

マン島TTレースは、予選が1週間、決勝が1週間続く長丁場だ。心身のコンディションを保つことはコースの習熟と同じように重要となる。

明日以降もマン島TT速報をお届けするので、日本からも山中選手を応援してほしい!

マン島TTは2025年からBMWと3年契約でパートナーシップを結び、セーフティカーやマーシャルバイクなどがBMWとなった。写真はニューカマーを先導するマーシャル(S1000RR)。

レポート&写真●山下 剛

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