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BMW CE 04に「普通のスクーター」として使える実用性はあるのか?
CE 04のシート下には、フルフェイスヘルメットを十分に格納できるラゲッジスペースが設けられている。
シートは固定式のため開口部は側面にあり、大型のパニアケースのように使えるため利便性にも優れている。また、スマートフォンを充電しながら収納できるフロントポケットは、充電中の過熱を防ぐためのファンを備えている。
液晶ディスプレイには内蔵されたナビゲーションマップを表示することも可能だ。ハンドルスイッチ類をはじめ、BMW独自の「ナビゲーションホイール」も使いやすい。
イグニッションと同様、シート下収納、フロントポケットの施錠はすべてキーレスシステムで、各収納内部の質感も上質だ。さらに荷物を携行したいなら、サイドバッグとリヤバッグが純正アクセサリーとして用意されている。
スタンダードモデルでは3種のライディングモード、ABS、トラクションコントロールが標準装備されるが、上位グレードとなる「ダイナミックパッケージ」を選ぶとライディングモード「ダイナミック」、ABSプロ、ダイナミックトラクションコントロールが追加されることは記したが、ヘッドライト・プロ、デイタイム・ランニング・ライトの装備もパッケージに含まれている。
ほかにもパッケージ設定はあり、グリップヒーター、タイヤ空気圧コントロール、盗難防止アラーム、センタースタンドを含む「シティパッケージ」、グリップヒーターとシートヒーターを備える「コンフォートパッケージ」が用意されている。
興味深いアクセサリーもある。
袖のタッチパネルを操作すると袖と背面に内蔵されたLEDが点灯する「トーキョーコネクトGTXジャケット」、快適性と安全性に優れるジェットタイプの「サンパウロヘルメット」など、CE04のコンセプトに合わせたというライディングギアがあるのだ。


BMW CE 04総評「デザインも走りも素晴らしい。後は車両価格とランニングコストのバランスをどう考えるか」
先代に当たるCエボリューションよりも価格は下がったとはいえ、スタンダードモデルで1万1700ポンド(約181万3500円)は高額だ。
しかしガソリン代はかからないし、職場で充電できるならほとんど無料で走ることもできる(笑)。毎日の通勤で使うならランニングコストはガソリンエンジンよりも安くなるだろう。
CE 04は、スタイリングも素晴らしいし、扱いやすく乗りやすい。
スクーターとしてだけでなく、モーターサイクルとして見ても魅力的だ。電動スクーターゆえの短い航続距離を除けば、一般的なガソリンスクーターと比較しても不利な点はなく、このクラスとして130kmの航続距離は十分である。それでいて乗りやすく、しかも速く、静かで、さらにスタイリッシュだ。
ただし、CE 04の性能を最大限に引き出すには、ダイナミックパッケージを選択し、純正アクセサリー設定の急速充電器も揃えておくことが理想的。
最新技術と高品質、スタイリッシュさを求め、なおかつ経済的余裕があるのなら、CE 04は電動モビリティとしてオススメの通勤用スクーターだ。

BMW CE 04主要諸元(ヨーロッパ A2仕様)
[モーター・性能]
種類:水冷式永久磁石同期モーター 最高出力:31kW<42ps>/4900pm 最大トルク:62Nm<6.32kgm>/1500rpm 定格出力:15kW<20ps>
[バッテリー・性能]
種類:空冷リチウムイオン高圧バッテリー バッテリー容量:60.6Ah バッテリー電圧:147.6V 充電能力:2.3kW 通常充電時間:4時間20分(0-100%) 急速充電時間:1時間40分(0-100%)
(5A/12Vのサブバッテリーも備える)
[寸法・重量]
全長:2285 全幅:855 全高:1150 ホイールベース:1675 シート高780(各mm) タイヤサイズ:F120/70R15 R160/60R15 車両重量:231kg 航続距離:130km
[イギリスでの販売価格]
1万1700ポンド(約181万3500円=1ポンド155円換算)

試乗レポート●アダム・チャイルド まとめ●山下 剛 写真●BMW
編集●上野茂岐
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BMW CE 04日本語webサイト(2022年2月時点では未発売)
































