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新色2モデル登場のほか、ブラックボールエディションとSEは継続
カワサキモータースジャパンは、クラシカルなスタイリングと現代の走行性能を高次元で融合させたレトロスポーツモデル「Z900RS」シリーズの2027年モデルを発表した。同シリーズの新たなラインナップは、新色で加わったスタンダードの「Z900RS」、全身をブラックで統一した「Z900RS Black Ball Edition(ブラックボールエディション)」、ハイグレードな足回りを奢る「Z900RS SE」、そして新色をまとったスポーティな「Z900RS CAFE」の4機種。
各モデルは、カワサキの歴史的名車であるZ1のDNAを受け継ぎつつ、それぞれが独自の個性を放つ魅力的なラインナップとなっている。販売はすべてカワサキプラザ専売で行われ、2026年8月1日より順次発売される予定。
タイムレスな魅力に新たな彩りをまとったZ900RS/Z900RSブラックボールエディション
「タイムレス Z」を標榜するZ900RSは、2017年の登場以来、Zの伝統とクラフトマンシップを体現するモデルとして多くのライダーから支持を集めてきた。2027年モデルの「Z900RS」には、新たなカラーリングとして「キャンディトーングリーニッシュブルー」を採用。同色は、2022年から2023年モデルにかけて採用された「キャンディトーンブルー」とは異なる、新たな深みを持った色合いとなっている。




2026年モデルから登場した「Z900RSブラックボールエディション」は、継続販売。ブラックアウト仕上げを施された同エディションは、オールブラックのスタイルが最大の特徴だ。車体色は継続の「エボニー」だが、メーターベゼル、ヘッドライトリム、ハンドルバーをはじめ、ブレーキ&クラッチレバー、前後ホイール、さらにはサイレンサーボディやシリンダーヘッドカバーに至るまで、随所にブラック仕上げが施されている。



走りの質感を極めたスペシャルエディション:Z900RS SE
Z900RSの走行性能と質感をさらに一段階引き上げたハイグレードモデルが「Z900RS SE」で、ブレンボ製ブレーキパッケージとオーリンズ製リヤサスペンションの標準装備が特徴。
フロントブレーキには、ブレンボ製300mmディスクとM4.32ラジアルマウントキャリパーを採用。これに小径のニッシン製ラジアルポンプ式マスターシリンダーとステンレスメッシュホースを組み合わせ、リニアな作動性を実現。リヤにはオーリンズ製S46ショックを搭載し、高いグリップ感と快適な乗り心地を提供。リモートプリロードアジャスターも装備され、タンデム時や荷物積載時におけるセッティング変更も容易に行える。



外観も、オーリンズロゴが刻印されたプレートや、ゴールドカラーのアウターチューブを備えたフロントフォークなどが特徴的で、カラーリングは継続の「メタリックスパークブラック」。Z1を象徴するファイヤーボールカラーのグラフィックを踏襲しつつ、彩度と明度を高めたオレンジとメタリックブラックの鮮明なコントラストが、スペシャルエディションの存在感を強く主張。
なお、SE専用の装備として、ツーリング時の利便性と安全性を高める「USB Type-C電源ソケット」と、ミツバサンコーワ製の「GPS対応前後2カメラドライブレコーダーシステム」が標準で装着される。
レトロスポーツとカフェスタイルが融合:Z900RS CAFE
Z900RSのクラシカルな美しさに加え、カフェレーサースタイルのスポーティな雰囲気をまとったのが「Z900RS CAFE(カフェ)」だ。フロントに装備された特徴的なカウルは、スポーティな印象を強めると同時に、ウインドプロテクション効果も発揮する。さらに、ブラック塗装が施されたローポジションハンドルや専用設計のシートを採用し、スタイリングの美しさとライディング時の快適性を高い次元で両立。




2027年モデルのZ900RSカフェには、新色「キャンディトーンレッド」を採用。これは2025年モデルのZ900RSに採用されていたカラーリングであり、カフェスタイルに新たな表情を与えている。フューエルタンクには、カワサキの伝説的な名車「マッハシリーズ」へのオマージュとして、レインボーラインのグラフィックが施されている。タンクの「KAWASAKI」ロゴは転写フィルムによって表現され、下地のボディカラーが透けて見えることで独自の存在感と深みを生み出している。サイレンサーとヒートガードに施されたヘアライン仕上げや、ブラックで統一されたサイドカバーエンブレムなど、細部に至るまで統一感と洗練されたスポーティさをまとっている。
先進の電子制御と充実のサポート機構
Z900RSシリーズは、2026年モデルから大きく変更され、クラシカルな外観とは裏腹に、最新の電子制御技術が惜しみなく投入。ETV(電子制御スロットルバルブ)の採用により、低回転域では滑らかに、高回転域では力強くエキサイティングなエンジンフィーリングを実現。
さらに、IMU(慣性計測装置)を活用したKCMF(カワサキコーナリングマネジメントファンクション)や、シフトアップ・ダウンの双方に対応するKQS(カワサキクイックシフター)、高速巡航時に便利なエレクトロニッククルーズコントロールなど、充実したライダーサポート機能を搭載。

また、全モデルがスマートフォンアプリ「RIDEOLOGY THE APP MOTORCYCLE」に対応しており、音声コマンドやナビ機能を利用することができる(機能を有効化するには無料のライセンスが必要)。そのほか、ETC2.0が全モデルに標準装備される。
価格と発売日まとめ
各モデルのメーカー希望小売価格と発売日は以下の通り。国内新登場のZ900RSは新規設定価格、その他3モデルは前年モデルと同価格となっている。

Z900RS&ブラックボールエディション/同SE/同カフェ 主要諸元
※< >内はSE【 】内はカフェ
■エンジン 水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ ボア・ストローク73.4×56mm 総排気量948cc 圧縮比11.8 燃料供給装置:フューエルインジェクション 点火方式フルトランジスタ 始動方式セル
■性能 最高出力85kW(116ps)/9300rpm 最大トルク98Nm(10.0kgm)/7700rpm
■変速機 6段リターン 変速比1速2.600 2速1.950 3速1.600 4速1.389 5速1.217 6速1.069 一次減速比1.627 二次減速比2.867
■寸法・重量 全長2100 全幅815【845】 全高1135【1190】 軸距1465 シート高810<820>【820】(各mm) キャスター25° トレール98mm タイヤF120/70ZR17 M/C 58W R180/55ZR17 M/C 73W 車両重量216<217>【218】kg
■容量 燃料タンク17L エンジンオイル4L
■車体色 キャンディトーングリーニッシュブルー、エボニー<メタリックスパークブラック>【キャンディトーンレッド】
まとめ●モーサイ編集部 写真●カワサキモータースジャパン
カワサキモータースジャパン
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