念願の二輪免許を取得して、バイクも購入、これからバイクライフを楽しむぞ!と思った矢先、転倒→入院……。そんな悲しきバイク女子イラストレーター・イシクラユカの事故からの復帰を描くエッセイ風マンガ。第8話は、転倒させてしまったモンキー125や保険会社への連絡などについてのお話です。

転倒した直後、私はそのまま救急車で搬送されたので、乗っていたモンキー125の状態が分からないままでした。
もしかしたら、アパートの目の前に置きっ放しなんじゃないか、と……。
入院することになったので、自分でバイクを駐輪場に置くことはできません。
そこで、お見舞いに来た親にアパートの鍵とバイクの鍵を渡して、病院の帰りにポストに入れてもらうことにしました。
そしてアシスタント先の先生に鍵を受け取ってもらい、その鍵を使ってバイクの移動やカバーを掛けてもらうことにしたのです。
なぜアシスタント先の先生にお願いしたかというと、バイクに乗っている人なので、扱い方を分かっていて安心だったからです。
アシスタント先の先生によると、私のアパートに行ったとき、モンキー125はすでに駐輪場に停めてあったとのこと。
救急隊員がバイクを移動してくれていたようです。
「邪魔な場所に置きっぱなしだったらどうしよう……」と心配していたので、それを聞いて安心しました。
バイクにカバーとロックをかけてもらい、これでひとまず安心です。
救急隊の方、バイクの移動をしていただきとても助かりました。ありがとうございます。
後日、「そういえば事故を起こしたんだから、保険会社に連絡しないとな」と思い出しました。
電話でしか受け付けていないと思っていたのですが、調べてみるとウェブサイトから事故受付をしていました。
いつ、どこで、どんな事故だったのかなどの質問を答えたあとは、LINEで担当者さんと連絡を取ることに。
バイクの状態はどうなっているか分からないけれど、傷とかついているはずだから、購入したバイク屋さんにも修理のお願いをしなきゃ……。入っている保険にレッカーサービスがあったので、自宅からバイク屋さんまでレッカーしてもらえないかも電話で確認して……。
足は痛いし精神的にも落ち込んでいるのに、意外とやることが多い……。
その後、またしてもアシスタント先の先生にお願いして、バイクをレッカーする日に引き渡しをしてもらえないかを相談。最後にバイク屋さんにレッカーで運んで受け入れてもらえるかを聞き、無事オーケーをもらいました。
それにしても、納車されて数日しかたっていない私のかわいいモンキー125……。いったいどんな状態なんだろう……。
修理代はいくらかかったのか、いつ引き取りに行けたのかなどは、また別のお話として描いていきます。
次回は膝の手術についてです。また読んでもらえるとうれしいです!
マンガと文●イシクラユカ

【連載マンガ】20代女子イラストレーターがバイク乗りになるまでのお話
大学卒業後、某イラストレーターのアシスタントとして働きながら、自身もフリーとして活動。ひょんなことから「バイク乗りになりたい!」と夢見るように……。身長152cmと小柄なためか、教習所ではちょっと苦戦したものの、無事二輪の免許を取得し、ホンダ モンキー125も購入!