念願の二輪免許を取得して、バイクも購入、これからバイクライフを楽しむぞ!と思った矢先、転倒→入院……。そんな悲しきバイク女子イラストレーター・イシクラユカが、事故からの復帰を描くエッセイ風マンガ。第5話は天国から地獄へ、試練の始まりです。

納車3日後、家の前でこけました
前回は歩いても行けるコンビニにバイクで行ったお話を描きましたが、今回は歩くにはかなり遠いコンビニまでバイクで走って行くことにしました。
順調に到着し、お昼ご飯を購入。るんるんです。
「あとは行きと同じ道を逆方向に帰るだけ!」……と思っていたんですがね。
本当に家に着くまであと少し。というより家の目の前で事故は起きました。
私が住んでるアパートは道路からちょっと路地に入るのですが、その路地がすごくでこぼこしていて非常に不安定なのです。
恐怖心を持ちながら、そのでこぼこ道に差し掛かったところ、タイヤが滑り思い切り転倒。小さいとは言え100kg以上あるモンキー125が、倒れた私の左足の上に直撃します。
あまりの痛みに震えが止まらず、また、覆いかぶさったモンキー125をどけることもできずにいると、運よくその場に居合わせた方がバイクを起こしてくれました。
普段、そこは人が通ることはほとんどない場所なので、本当に運がよかったです。誰にも気づかれなかったらと思うと恐ろしい……。
そしてその人は救急車まで呼んでくれて、わたしは病院に搬送されたのでした。
救急車に乗り、病院へ行くお話はまた次回。
次も読んでもらえるとうれしいです!

マンガと文●イシクラユカ
【連載マンガ】20代女子イラストレーターがバイク乗りになるまでのお話
大学卒業後、某イラストレーターのアシスタントとして働きながら、自身もフリーとして活動。ひょんなことから「バイク乗りになりたい!」と夢見るように……。身長152cmと小柄なためか、教習所ではちょっと苦戦したものの、無事二輪の免許を取得し、ホンダ モンキー125も購入!