念願のバイクの免許を取得して、ついにバイクも購入、これからバイクライフを楽しむぞ!と思った矢先、転倒→入院……。そんな悲しきバイク女子イラストレーター・イシクラユカが、事故からの復帰を描くエッセイ風マンガ、第4話は納車後の幸せな日常回です。

ホンダ モンキー125が納車された次の日、わたしはウキウキで駐車場に置いてあるバイクを愛でていました。なんてかわいいバイクなんだ!!
「今後、バイクがあることでどんな生活になるんだろう!」と期待に胸を膨らませてもいました。
しかし、まだまだバイクの運転が下手なのも事実。頻繁に乗った方がバイクに慣れ、運転もきっとうまくなるだろうと、「雨じゃない日は毎日短時間でも乗ろう!」と決意したのです。
さっそく、近場にあるコンビニまでバイクで行ってみました。不慣れながらもなんとかコンビニに到着。ヘルメットを脱いで、その日の晩ごはんを買って帰りました。
歩いていける距離の場所ではあったのですが、バイクで行くとすごく楽だし楽しい! まだまだ怖さも感じていましたが、なんとか無事に帰ってこられました。
次の日も天気は晴れ。
昨日より少し遠いコンビニへ行くことに。
なぜコンビニばっか選んでいるかというと、駐車場が広そうだな~というのと、単純にご飯を買いに行くついでにバイクに乗れば、ご飯も入手できてバイクもうまくなって一石二鳥だろうと思ったからです。
距離を伸ばしたことで、少し道のりに不安が出てきました。事前にパソコンで道を調べて、頭の中で運転するイメージ……。
よし! イメージどおりに走れれば特に問題はなさそう!
「昨日より長時間バイク乗るの、楽しみだな~」なんてことを考えながらバイクに乗る準備をして……と、ここまでは順調だったんですけどね。
このあと、とても悲しく辛い出来事が起こるのでした。


マンガと文●イシクラユカ
【連載マンガ】20代女子イラストレーターがバイク乗りになるまでのお話
大学卒業後、某イラストレーターのアシスタントとして働きながら、自身もフリーとして活動。ひょんなことから「バイク乗りになりたい!」と夢見るように……。身長152cmと小柄なためか、教習所ではちょっと苦戦したものの、無事二輪の免許を取得し、ホンダ モンキー125も購入!