バイクライフ

2023【マン島TT 現地速報!】8日目 レースは休息日だが、バイク関連のイベントが盛りだくさんなのだ!

■レースがない日はグランドスタンドのピットロードも開放され、一般客のバイク駐輪場となる。


マン島南部の港町「ポートリエン」

マン島TTスタートから8日目の今日は、決勝レースがない休息日。レーシングライダーにとっては疲労を回復するための大切な1日であるし、来島した観戦客たちはマン島中を思い思いにツーリングするチャンスでもある。
また、島の各地ではイベントが催され、マン島の首都でありグランドスタンドがあるダグラス以外のカッスルタウン、ポートエリン、ラムジー、ピールといった町にも多くの人々が訪れて賑わいをみせた。

ポートエリンというマン島の南部にある港町では『ポートエリンTTファンデイ』が催され、砂浜では子供連れのファミリーが楽しめるアトラクションが用意された。このまちはダグラスを起点とする蒸気機関車(機関車トーマスのモデルといわれる古い蒸気機関車)の終点でもあって、とくにファミリーが楽しむのに適した町なのだ。

ポートエリンで行われた『ポートエリンTTファンデイ』の様子。多くの人が初夏の一日をのんびりと浜辺で楽しめたようだ。
ポートエリンで見つけたベンチ。座面にソーラーパネルが埋め込まれており、無料WiFiを利用できるほかスマートフォンの充電もできるハイテクベンチだ。
マン島やイギリスにある歩行者用信号機の押しボタン。青信号のところには「注意して渡れ」と書いてある。そして青信号の時間はとても短く、青になってすぐに渡りはじめないと間に合わない。
イギリスの信号機は、青信号になる前に赤と黄が同時に点灯する。イギリス人がせっかちなのかどうかは知らないが、青になる前にギヤを1速に入れてすぐに走り出せという意味なのだろうか。

マン島東海岸の港街「ピール」

ポートエリンから北にあるピールという港町では『ピールTTデイ』が開かれた。ここではトライアル車のデモンストレーション走行のほか、クラシックカーやバイクのコンテストも催された。残念ながら訪れたときにはコンテストが終了していたが、こうしたイベントに参加、見物するのもマン島TTレースウィークの楽しみのひとつなのだ。

『ピールTTデイ』でのクラシックカーコンテスト。こちらはトライアンフがかつて生産していた四輪車・TR4だ。
同じくコンテストに出ていたホンダ CB500FOUR。今年のクラスウィナーを受賞した。
こちらは『ピールTTデイ』でのトライアルデモンストレーション。ライダーはマイクをつけて自らMCをしながら数々のテクニックを披露していた。

マン島の首都「ダグラス」

マン島の首都・ダグラスでは浜辺でビーチモトクロスが行われた。参戦しているのは地元のライダーたちで、バイクだけでなくATV(四輪バギー)のクラスもあり、ダグラスの浜辺の沿道は多くの観客で賑わった。

明日、6月6日はスーパーストックTT(1000cc市販車=軽微な改造のみ)とスーパーツインTT(650cc2気筒)のレース1がそれぞれ行われる。スーパーツインTTには日本人ライダー・山中正之選手が出場するので、レースの模様と結果はまた明日お伝えしよう。

ダグラスの浜辺の特設コースで行われたビーチモトクロス。レースではなくデモンストレーションだが、浜辺に広がるコースには浅瀬を横切る場所やジャンプなどもあり、迫力は十分。
昨日6月4日はスーパーバイクTT(1000cc)をコースサイドで観戦した山中選手。スーパースポーツTT(600cc)との速度の違いをあらためて感じたそうだ。写真はピットを訪れたファンと記念撮影のあと、こぶしでハイタッチ。

レポート&写真●山下 剛

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