紫外線とともに赤外線もカットするシールドを業界で先駆けて採用したカムイ・3の登場から約6年半、2025年11月にリリースされたのが性能・機能を全面的に進化させたKabuto(カブト)の「カムイ・5」だ。
先代から大幅に性能アップしたのが、コンピューターシミュレーションと風洞実験を使って再設計されたベンチレーション。トップ&リヤベンチレーションは、導入した外気がヘルメット内を効率良く通り抜けて熱気を排出。顎部は、全開では口元への外気導入、半開だとシールドの曇り除去という2段階の調整が可能だ。シールドの赤外線カット機能との相乗効果で、夏でも快適な旅を楽しめる。
さらに大型化されたインナーサンシェードも見逃せない。視界の大部分がシェードで覆われるので、アップライトなポジションになるアドベンチャーでも、紫外線をカットするシールドと相まって、日差しから目を守ってくれるのだ。
走行風による頭や首への負荷を軽減する独自技術「ウェイクスタビライザー」はもちろん搭載。フィット感抜群の内装には、優れた吸汗速乾性と通気性を持つクールマックスや制菌加工のデオファクターが用いられる。また、スピーカーホールはサイズを拡大し、マイクロラチェットバックルも採用するなど、欲しい機能は全て搭載。超優秀な旅ヘルメットの誕生だ!
カムイ・5

価格:4万4000円(単色)、4万9500円(グラフィック)
カラー(単色):グレー、パールホワイト、ブラックメタリック、フラットブラック、フラットアッシュオリーブ
サイズ:XS〜XL
規格:JIS
赤外線を74%カットし帽体内の熱さを抑制

先代に引き続き、シールドには総合化学メーカー・帝人の高機能ポリカーボネートを採用。これはUV(紫外線)を99%、IR(赤外線)も74%カットする熱線遮蔽素材で、クリアな視界とともに、太陽光の赤外線によるヘルメット内の温度上昇を抑制してくれる。
インナーサンシェードは前方視界をほぼカバー

先代よりも大型化したインナーサンシェードは、高さを2段階に調整可能。上段では鼻先に隙間ができるが、下段にすると左右下部のわずかな隙間を残して前方視界のほぼ全部をカバーできる。開閉操作は左側のシールドベース部にあるスライドスイッチで行う。
CFDを用いて換気性能を最適化



頭部と顎のベンチレーションは、CFD(数値流体解析)を使って全体のエアフローを最適化。さらに頭部の冷却性能を風洞実験を使って検証。頭頂部前後のベンチレーションが、効率的にヘルメット内部の熱気を排出する。


文:編集部 写真:小見哲彦



























