夏に強いエンジンはどれだ !? 今さら聞けない「水冷」「空冷」「油冷」特性の違いを解説

カワサキ W800。メグロ Kシリーズや1966年発売のW1などのイメージを受け継いだモデルらしく、クラシカルな雰囲気の773cc空冷並列2気筒エンジンを採用しています。
ホンダ GB350。348ccの空冷単気筒エンジンが、クラシカルな外観にマッチしています。兄弟車のGB350Sもエンジン形式は同様です。
冷却効率を上げるために設けられた冷却フィン(エンジン外壁のひだのような部分)の造形を美しいと感じる愛好家も多く、あえて空冷エンジンのバイクを選ぶライダーも少なくありません。
強制空冷とは、エンジンがカウルに覆われていて走行風の当たりにくいスクータータイプのモデルなどに多く採用されるもので、ファンを回し、エンジン周りに風を当てます。
冷却方式に強制空冷が採用されたスクーター。写真はホンダ ディオ110。
少排気量車から大型スーパースポーツまで、現行モデルで最も多く採用されているのが水冷エンジンです。普通二輪免許の教習車としてお馴染みCB400スーパーフォアも、399ccの水冷並列4気筒エンジンを採用しています。
バイクにも環境性能が求められるようになったこともあり、水冷式のスクーターも増えています。例えばホンダPCXは、125ccモデル160ccモデルともに水冷OHC単気筒エンジンを採用しています。
水冷エンジンのラジエター(放熱装置)。エンジンの熱を吸って熱くなった冷却水が、ラジエター内を流れていくうちに走行風で冷やされます。
スズキの新油冷システムSOCS(スズキオイルクーリングシステム)。2019年のモーターサイクルショーでジクサー250、ジクサーSF250への採用が発表され、スズキにとってGSX1400以来11年ぶりの空冷エンジン復活となりました。
スズキ ジクサーSF250。エンジンは249ccの油冷単気筒。ネイキッドモデルのジクサー250もエンジン形式は同様。ちなみに排気量違いの同名モデル、ジクサー150は油冷ではなく空冷となっています。
ヤマハ SR400。エンジンは399ccの空冷単気筒。
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