公道レースの頂点、マン島TTを走るレーシングマシンのセッティングとは?

インタビューに応じてくれたイアン・ロッカー氏。マン島TTには2019年のTT-ZERO(3位入賞)以降出ていないが、同コースで8月に開催されるクラシックTTには現在も参戦している。
マン島TTのスネーフェルマウンテンコース。各所にジャンプスポットを含む見どころが存在する。
スタートしてすぐにある『アゴズリープ』はウィリー必須の急な上り坂。写真のライダーはイアン・ロッカー氏。2018年に撮影したもので、マシンは2ストローク500cc V型4気筒エンジンを搭載するスッター MMX500。
バラフブリッジは急角度の短い上り坂のため、どんなライダーでもジャンプを避けられない。写真は2026年に撮影したジョン・マクギネス(CBR1000RR-R)。
マクギネスは飛距離の長いジャンプをするライダーでもある。そのぶん着地の衝撃は強く、サスペンションはフルボトム、タイヤもかなりつぶれているのがわかる。
レンカレンと呼ばれるウィリースポットは、加速しながら急な下り坂へ突入するため前輪が浮いてしまう。写真は2025年に撮影したもので、ライダーはマイケル・ダンロップ。マシンはドゥカティ・パニガーレV2。
サルビーブリッジはウィリースポットというわけではないが、90度の右コーナーの立ち上がりで急激な加速が必要なためウィリーするライダーが多い。写真は2015年のシニアTTでライダーはジョン・マクギネス(ホンダ CBR1000RR)。
ユニオンミルズは右コーナーの立ち上がりにわずかなギャップがあり、トップライダーたちはほんの一瞬、車体をバンクさせたまま前後輪を浮かせてクリアしていく。写真は2026年撮影で、ライダーはイアン・ハッチンソン(BMW M1000RR)。
マン島TTマウンテン区間の終盤にある撮影スポットのクレッグ・ニー・バー。ライダーは2026年のスーパーバイクTTで勝利したディーン・ハリソン選手(CBR1000RR-R)
2025年マン島TTのスーパースポーツTTで優勝したディーン・ハリソン選手(ホンダCBR1000RR-R)の、ユニオンミルズでの走り。
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