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【ヤマハ RZV500R（1984）試乗】2スト500cc！世界GPマシン「YZR500」レプリカを21世紀に走らせる

RZV500R　ヤマハ　透視図　２スト　レーサーレプリカ — ヤマハ RZV500R（1984）の透視図。世界GPマシンYZR500のレプリカらしく絞り込まれたフレームに、並べたような構造の水冷50度V4を搭載する

RZV500R　ヤマハ　２スト　レーサーレプリカ — ヤマハ RZV500R（1984）：国内仕様の最高出力は64ps／8500rpm、輸出仕RD500LCの最高出力は88ps／9500rpm

RZV500R　ヤマハ　２スト　レーサーレプリカ — ヤマハ RZV500R（1984）：試乗車は1984年式国内仕様をキャブやチャンバー加工により、88psの輸出仕様としたもの。足まわりのチューンも施されていた

RZV500R　ヤマハ　２スト　レーサーレプリカ — ヤマハ RZV500R（1984）：輸出向けRD500LCのフレームがスチールなのに対し、国内仕様にはアルミ角パイプ製フレームを採用したのは有名な話だが、理由は国内自主規制により低く抑えられた出力を、極力軽量化でフォローしつつ、質感のアピールもねらったため

RZV500R　ヤマハ　２スト　レーサーレプリカ — ヤマハ RZV500R（1984）：ワークスレーサーYZR500（OW61）と同様V4のエンジン形式を採用したことで、幅も250ccパラツイン並みとされ、500ccを感じさせないスリムさを実現

RZV500R　ヤマハ　２スト　レーサーレプリカ — ヤマハ RZV500R（1984）：リヤビューは、下側左右出し（前２気筒用）、上側左右出し（後ろの後方排気２気筒用）の計４本マフラーから吐き出される白煙が圧巻

RZV500R　ヤマハ　２スト　レーサーレプリカ — ヤマハ RZV500R（1984）：ホイールベースは1375mmとして250ccクラス並みの軽快性が追求された

RZV500R　ヤマハ　２スト　レーサーレプリカ — ヤマハ RZV500R（1984）のコックピットまわり。80年代当時は低くレーシーに見えたセパレートハンドルも、現代の視点で見るとスポーツツアラ一並みの高さだ

RZV500R　ヤマハ　２スト　レーサーレプリカ — ヤマハ RZV500R（1984）：ヤマハ独自のYPVS（ヤマハ・パワー・バルブ・システム）を装備

RZV500R　ヤマハ　２スト　レーサーレプリカ — ヤマハ RZV500R（1984）：試乗車は速度計を輸出向けRD500LC用に、回転計は初期型TZR250のホワイト盤に換装されていた

RZV500R　ヤマハ　２スト　レーサーレプリカ — ヤマハ RZV500R（1984）：試乗車はヤマハ XJR1300リヤ用ディスクのダブルで装備、キャリパーはTZ250（1989）用に換装されていた。いずれも無加工で装着でき、現代的な制動力が得られるという

ヤマハ RZV500R（1984）：当時のメーカー発表によれば、輸出仕様の性能は最高速223km/h（前屈姿勢）、0～400m加速11.5秒と記されている

RZV500R　ヤマハ　２スト　レーサーレプリカ — ヤマハ RZV500R（1984）：1984年当時の新車価格は当時のナナハンをはるかに超える82万5000円だった

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