1980年代以降、国産バイクのシートは薄く、低くなっていった? 一方、新型CL250/500は足着きより運動性重視の珍しい例かも

2023年5月に発売されたホンダ CL250:スタンダードのシート高は790mm
純正アクセサリーの「フラットシート」を装備したホンダ CL250:座面の高さはスタンダードより30mmアップ
ホンダ CL250のスタンダードシート
ホンダ CL250/CL500用の純正アクセサリー「フラットシート」。CL250/CL500の車体はほぼ共通なので同パーツ。価格は1万2540円
ドリームCL250 ホンダ 1968
1950〜1980年代前半以前のバイクはウレタンが分厚くて座面が平らなシートが定番だった。写真は1960年代車の一例、初代のホンダ CL250(1968年)
カワサキ Z1A(1974年):世界中で爆発的なヒットモデルになったカワサキZシリーズを含めて、1950〜1980年代前半以前のバイクは、ウレタンが分厚くて座面が平らなシートが普通だった。ただし1980年頃からは、前後の微妙な段差が定番化
スズキ GSX-R(1984年):レーサーレプリカブーム前期に登場したモデルのシートは、進化の途中と言いたくなる形状。ブーム後半に生まれた車両と比べれば、ロングランが快適にこなせた。写真のスズキ GSX-R(400cc)はシート高780mm
ホンダ CBX400F(1981年):完全なフラットではないけれど、CBX400Fのシートはウレタンの肉厚が十分で、着座位置の自由度もしっかり確保。ちなみにCBX400Fの770mmというシート高は、同時代のライバルより低く、カワサキZ400FXとヤマハXJ400は785mm、スズキGSX400Fは780mmだった
ホンダ CB400スーパーフォア(1992年):770mmというシート高はCBX400Fと同じでも、CB400SFのシートはウレタンが薄くて座面が前下がり。同時代のカワサキ ゼファー(400)やヤマハ XJR400、スズキ GSX400インパルスなども、傾向は同様だった
ホンダ CB400スーパーフォア(2007年):市場の要求に応える形で、CB400スーパーフォアのシート高は、1999年型で760mm、2007年型で755mmに変更。余談だが、2013〜2016年に国内販売が行われたグローバルモデルのネイキッド・CB400Fのシート高は785mmだった
2023年BMW F750GS:近年のBMWが日本で販売するF750GSには3種のグレードが存在し、ローダウンショック&ローシートが標準装備となる「スタンダード」のシート高は770mm。ただし他の2つのグレード、「ベース」と「プレミアム」のシート高は本国仕様と同じ815mm。なお純正アクセサリーとして設定される欧州標準シートの価格は5万5330円
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