オートサロン会場で見つけたバイク&関連アイテム

東京オートサロン2023の会場。2023年は1983年に始まった、前身の「東京エキサイティングカーショー」から数えて41回め、出展社数は完成車メーカー、カスタムショップ、パーツメーカーなどを中心に341社を集め、3日間の入場者数は17万9,434人でした。
ホンダはブース前線に2台のバイクを展示。
赤、白、青というお馴染みのHRCカラーで公開された「CIVIC TYPE R-GT CONCEPT」なんだかVFRやCBRっぽく見えてしまうのが色使いのせいでしょうか?
ホンダと無限(M-TEC)の共同研究により製作されているCRエレクトリック プロトタイプ。2019年の東京モーターサイクルショーでお披露目されて以来、全日本モトクロスの会場でデモ走行を行なったり、モータースポーツ活動計画発表会などで展示されてきました。
2023年ホンダモータースポーツ活動計画発表会において「二輪を皮切りに実際のレースへの電動車両の投入も検討していきます」という言葉があり、いよいよ実践投入が近いことをうかがわせました。とはいえ、CRエレクトリックがどのカテゴリー、どのクラスで走るのか?はいまだ不明なままです。
BMWはクルマもバイクもMシリーズが展示のメインでした。
Mカラー(ブルー、パープル、レッド)のストライプが入ったBMW M 1000 R M Competition Package。エンジンは2023年型S 1000 RR同様のシフトカム機構を採用する999cc水冷4気筒。最高出力は210ps/13,750rpm、最大トルクは113Nm/11,000rpmです。
ウイングレットが特徴的なM 1000 Rのフロントビュー。すでにBMWディーラーで予約を受け付けていて、デリバリーの最初は3月下旬ころを予定しているそうです。価格はスタンダードで 265万2,000円。M Competition Packageは332万8,000円です。
巨大なキドニーグリルがデザインされたBMWブース。
クラシックがテーマの一角は洒落たガレージ風になっていたダンロップブース。
ロケットカウルが追加されたSRカスタムはトップブリッジの前にツボのようなものが追加されています。これは1950〜60年代のグランプリレーサーにもあったもので、汚れたゴーグルを拭き、視界を良好に保つためのスポンジ入れです。
趣味人のガレージ風に仕立てられたダンロップブース。タイヤ棚の一番右がTT100GPです。1960年代後半に開発されたTT100から続く伝統のタイヤパターンを受け継ぐ歴史ある製品です。もちろん現在のTT100GPはその内部構造、プロファイル、コンパウンドなどは現代のものへと置き換えられています。
ダンロップブースに置かれていたもう1台のカスタムSR。こちらはミニカウルでフロントブレーキがドラム。シリンダーフィンが大きくされたエンジンが搭載されています。
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