日本へも導入なるか? 原付二種クラスのファンライドスクーター
ホンダの大人気「ADV」シリーズに、A1クラス対応(原付二種クラス相当)となる新型「ADV125」が加わり、欧州で発表された。兄貴分にあたるADV350やX-ADVから受け継いだ、タフでアドベンチャーテイスト溢れるスタイリングはそのままに、小型クラスならではの扱いやすさを両立したモデルだ。

毎日の通勤・通学といった都市部での移動を、ワクワクする非日常の体験へと変えてくれる「アーバン・プレイグラウンド」な一台とアピールされる。日本でもすでに販売されるADV160と多くを共用しながら、これも既存のPCX125ベースのエンジンを搭載。まずは欧州でのリリースとなろうが、日本へも導入の可能性の高い1台と言えそうだ。
力強い走りと優れた燃費性能、悪路もこなす足周り
心臓部には、最高出力9.2kW(12.5ps)、最大トルク11.7Nmを発揮する125cc水冷4バルブの「eSP+」エンジンを搭載。アイドリングストップ機能も備え、力強い加速と環境性能・低燃費を両立。燃費はWMTC値で47.6km/Lの優れた性能で、8.1Lの燃料タンクを満タンにすれば、350km以上の航続距離をマーク。日々の街乗りはもちろん、週末のロングツーリングでも給油の手間を大幅に減らしてくれる頼もしいスペックを誇る。

ADVシリーズの真骨頂である足回りも妥協のない数値を確保。フロント130mm、リヤ110mmのストローク量を持つサスペンション(リヤはリザーバータンク付き)と、165mmの十分な最低地上高により、段差や石畳の多い荒れた路面でも快適な乗り心地を提供する。
さらにブロックパターンのチューブレスタイヤを装備し、タフなルックスとちょっとした未舗装路での走破性を確保。防風スクリーンは、走行シーンや好みに合わせて2段階(75mm幅)で高さ調整が可能だ。





最新テクノロジーと抜群の利便性
日常の利便性を高める先進装備も充実している。メーターには5インチTFTフルカラーディスプレイを採用し、「Honda RoadSync」によるスマートフォン連携(Bluetooth)に対応。ナビゲーションや通話、音楽の操作が手元で行える。また、ポケットからキーを取り出さずにエンジン始動などができるスマートキーシステムや、フロントのグローブボックス内にUSB Type-C充電ソケットも完備。シート下には29Lの大容量スペースがあり、フルフェイスヘルメットもすっぽりと収納可能だ。





タフで個性的なスタイルに、最新のデジタル装備と日常での実用性を詰め込んだ「ADV125」。133kgという軽量な車体重量と足つき性への配慮により、取り回しも抜群。純正アクセサリーとして、スマートキー連動の40Lトップボックスやグリップヒーターなども用意されており、自分好みのカスタマイズも楽しめるとアピールされる。ワンランク上のタフで遊び心のある125ccスクーターを求めるライダーにとって、間違いなく大注目のモデルと言えそうだ。

ADV125 主要諸元
| 項目 | スペック詳細 |
| エンジン型式 | 水冷4ストロークSOHC単気筒(eSP+) |
| 排気量 | 125cc |
| ボア × ストローク | 53.5mm × 55.5mm |
| 圧縮比 | 11.5:1 |
| 最高出力 | 9.2kW(12.5 ps )/ 8,750rpm |
| 最大トルク | 11.7Nm / 6,500rpm |
| 最高速度 | 97km/h |
| 燃費 | 47.6km/L(WMTCモード) |
| 燃料タンク容量 | 8.1L |
| 全長 × 全幅 × 全高 | 1,950mm × 763mm × 1,270mm(スクリーン下げ時: 1,196mm) |
| ホイールベース | 1,324mm |
| 最低地上高 | 165mm |
| シート高 | 780mm |
| 車両重量(装備重量) | 133kg |
| サスペンション(前) | 正立フォーク(ストローク長 130mm) |
| サスペンション(後) | ツインショック(ストローク長 110mm) |
| ブレーキ(前) | 240mm ディスク(2ピストンキャリパー) |
| ブレーキ(後) | 220mm ディスク(1チャンネルABS標準装備) |
| タイヤサイズ(前) | 110/80-14(チューブレス・ブロックパターン) |
| タイヤサイズ(後) | 130/70-13(チューブレス・ブロックパターン) |
まとめ●モーサイ編集部 写真●ホンダ



































