やはり快適な伊豆半島!
刻々と変化する道の表情を楽しむ!
せっかくだからと久しぶりの芦ノ湖スカイラインをチラ見して、おなじみの伊豆スカイラインへ。視界の開けた区間が多く、まさに天空を走るかのような眺めのよさが魅力である。幸い交通量が少なかったため、そんな景色を楽しみながらのマイペースをしばし堪能する。

【13:18 箱根スカイライン】ちょっと足を伸ばして訪ねた箱根スカイラインの道端には、まだチラホラと雪が残っていたものの走行には問題なし。暖かな日差しがそんな残雪や体を溶かしてくれるよう
- 芦ノ湖スカイライン沿いの有名なお蕎麦屋さん。湖の眺めもよくひと休みするのにもちょうどいい
- 芦ノ湖から南に向かい伊豆スカイラインへ
- 【13:58 伊豆スカイライン】伊豆スカイラインの北部区間は、まさに天空を駆け抜けるような爽快感が味わえる
今回、唯一の選択ミスがあったとすれば南伊豆へのルーティングだろう。迷った末に伊豆スカイラインから海沿いの国道135号へ進んだのだが、やはり自動車道などが伸びていない一本道は交通量が多く、せっかくの海に沿うワインディングもスローペースで欲求不満気味。飽きてしまった若者にとうとうここで置いてけぼりを食らってしまった。
やがて松崎を抜け仁科峠へと登りきったところが、太陽が水平線に沈む瞬間だった。もう少し時期が早ければ、もしくはもう少し寒さが厳しければ路面凍結などといった状況に疲れも増すのかもしれないが、すっかり春の陽気に包まれた高原は、日が沈んでもほのぼのとした気配がいっぱい。それでいて空気にはまだ冷たさも残っていて、その程よい塩梅が夜のワインディングを淡々と走るときのローリングを心地いいものにしてくれ、はるか眼下の夜景をシャープに浮かび上がらせてくれたのだ。

マーガレットラインの北側の起点、雲見で出会った早咲きの桜を見ながらつかの間の休憩

【17:55 仁科峠】西伊豆、宇久須の集落から一気に山へと駆け上がった仁科峠でギリギリ間に合った太陽の名残。美しい光のグラデーションが黒一色に染まろうとしたとき、今度は満点の星が出迎えてくれたことに感動
若者はもうあの光のなかにいるのかもしれない。やっぱり勢いや速さでは完敗だ! それでも、暖かな時期になったからこそ楽しめるナイトランの楽しさを久しぶりに味わえたのだからよしとしよう。そんな上手なエクスキューズもまた、オジサンの得意技なのである。
【ノウハウ】時間の管理と休憩のタイミングが大事!
渋滞などがないと仮定すれば、高速道路なら速度がほとんどそのまま移動距離となる。100㎞/hで走れば1時間に100㎞移動できる計算だ。ところが一般路ではなかなかそうはいかない。せいぜい30㎞/hと考えるのが無難。流れのスムーズなバイパスなどでせいぜい40㎞/hくらいが大雑把な目安と思えばいいだろう。ツーリング先で名物を食べたい気持ちはよくわかるが、今回のようにできるだけ距離を稼ぎたいと思うなら食堂に入って注文して……といった方法はできるだけ避けるべし。それだけで確実に大幅なタイムロス。コンビニやファストフードでリフレッシュしよう。

(report●廣瀬達也 photo●沖 勇吾)
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