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【バイク王 新CM】 『バリバリ伝説』コラボ第2弾はサーキットなのに走行なし? 撮影現場で見た驚きの演出思想に迫る!

バイク買取・販売大手の「バイク王」の新CMが、9月11日(金)より全国TVおよびWeb等で公開される。
今回、そのCM撮影の現場となった筑波サーキット(コース2000)への密着取材を敢行した。

このバイク王の新CMは、今年2月に公開されて大きな反響を呼んだ『バリバリ伝説』とのコラボレーション第2弾だ。

しげの秀一先生による『バリバリ伝説』は、1983年から1991年まで『週刊少年マガジン』で連載。
主人公である巨摩 郡が、ライバルたちとの激しいバトルを経て、峠の走り屋から世界最高峰のロードレース(WGP)の世界チャンピオンへと上りつめていく。

現場で取材に応じたクリエイティブディレクターの松井一紘氏、アートディレクターのトミタタカシ氏、そしてバイク王の担当者が語った、従来のバイクCMの常識を覆す「引き算の演出」と、熱い“バイク愛”に迫る。

クリエイティブディレクターの松井一紘氏
アートディレクターのトミタタカシ氏
ディレクターは牧 鉄馬氏、カメラマンは内田将二氏。どちらも有名なCMやMVを手がける一流のディレクター&カメラマンだ

主人公・巨摩 郡の原点「筑波2000」で実写と漫画を融合

今回のCMは、静まり返ったサーキットが放つ静謐な緊張感を捉えた実写映像と、『バリバリ伝説』の躍動感あふれる名シーン(アニメ・原作画)を組み合わせた構成となっている。

ロケ地に選ばれたのは、作中で主人公・巨摩 郡が初めて走ったサーキットである「筑波サーキット コース2000」。
スケジュール調整の難しさから一時は筑波1000での撮影案も浮上したというが、「作品のストーリーとリアリティを提示する上で筑波2000は絶対に譲れない」という制作陣の強いこだわりと交渉によって、奇跡的にロケ枠が確保された。

撮影機材の搬入や設営は夜明け前からスタートした
ピットに工具やヘルメット、レザースーツなどを配置し、本物感を出していく

あえて「バイクを走らせない」引き算の美学

撮影現場のピットには巨摩 郡の愛車を再現したCB750Fが用意されていたものの、今回の映像には走行シーンが一切存在しない。
それどころか、車両そのものが画面に出ない。
サーキットといえばバイクを走らせる場所だが、なぜ「バイクを走らせない」のか?
松井クリエイティブディレクターは、その狙いを次のように明かす。

「新車や最新モデルを勢いよく走らせる映像にすると、どうしても『誰かが新しいバイクを紹介している他人事の映像』になってしまいます。
特定車種の走行シーンを排除することで、今どんなバイクに乗っているライダーであっても、映像を通じて自分の走りや記憶、情熱と接続できるよう意図しました」

カメラが捉える低い視点やサーキットの景色は、一人のライダーが見る“主観視点(心象風景)”として設計されている。
要素を徹底的に削ぎ落とす「引き算」の演出だからこそ、見る人それぞれの“バイク愛”を揺さぶる映像に仕上がっているのだ。

サーキットではバイクを撮影するのではなく、サーキットの静謐な空気感をカメラに収めていく
S字、ヘアピン、ダンロップなど、筑波の名物コーナーを撮影
サーキットをライダー目線で映像化
ヘルメットはGUN仕様のX-フィフティーンが置かれていた(協力:SHOEI)。
レザースーツはTAICHI、工具はマックツールが配備されている。
夜明け前、工具セットの搬入にやってきたマックツールのトラック
これからレースが始まりそうなピットの雰囲気を再現

アナログへのこだわり:モノクロ撮影とリアルな微振動

実写と二次元が別世界に見えないよう、画作りにも一切の妥協がない。
あえてモノクロで撮影した素材を用いて漫画の質感に近づける試みや、マンガのライダー&マシンを編集合成ではなく実際に撮影して空間内に馴染ませる手法が採られた。

さらに、固定カメラによる静止画的な美しさだけに偏らないよう、人間の感情の揺らぎや臨場感を表現するために、あえて手ぶれのようなわずかな揺れのある動画を撮影するなど、アナログなカメラワークも加えていた。

漫画の原画を回転するドラムに巻きつけて、カメラで撮影していく原始的なアニメ制作の手法を採用。
この手法によって生まれる微妙なブレや揺れが、バイクのリアルな振動やスピード感となって再現された。

音への執念:加賀山就臣氏監修&RG500ガンマのレーシングサウンド

「走行シーンなし」の映像に対し、サウンド面では極限までリアリティが追求されている。

映像に合わされるエキゾーストノートの収録は別日程で行われ、加賀山就臣氏が絶妙なアクセルワークを担当。
使用車両には、巨摩 郡仕様の「CB750F」だけでなく、KENZ SPORTS製作による80年代後半WGPペプシカラーを再現した「RG500ガンマ」も投入された。
2ストローク500ccレーシングチャンバーが奏でる生の迫力サウンドが、映像に圧倒的な命を吹き込む。

本物のサーキットとサウンド、数々のCM賞を受賞してきたクリエイター陣、そして『バリバリ伝説』という超強力なキャラクターが融合して「バイク愛」を表現したこの新CM。
バイク好きはもちろん、バイクに興味がなくてもついかっこいいな、と思ってしまう映像に仕上がっている。
ぜひその目でチェックしてみてほしい!

加賀山就臣氏とケンツスポーツのRG500ガンマ。
グン仕様のCB750Fでも音を収録していく。
リアルな音とサーキットの映像、そして漫画が融合したバイク王の新CMをぜひチェック!

9月11日放映開始! 査定でもらえる限定QUOカードキャンペーンも

バイクを魅せるのではなく、「ライダー自身の感情や魂」に訴えかけるバイク王の新CMは、9月11日(金)より全国地上波TVおよびYouTube等で放映が開始される。
さらに9月14日からは関東・関西の主要駅にて大型広告も掲出予定だ。

また、CM放映に合わせて「『バリバリ伝説』コラボデザインQUOカード第2弾(筑波サーキット×IPデザイン・全6種)」がもらえるキャンペーンもスタートする。
愛車を持つすべてのライダーにとって、見逃せない企画となりそうだ。

バイク王 『バリバリ伝説』コラボCM第二弾 メイキング映像

放映開始日:2026年9月11日(金)〜
放映媒体:全国地上波TV、YouTube等
主要駅広告:9月14日(月)〜(関東・関西主要駅)

文:編集部・太田

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