並列2気筒OHCエンジンを搭載するミドルアドベンチャーが
自動クラッチシステムを搭載
ホンダは2026年3月6日(金)、XL750トランザルプに独自の自動クラッチシステム「Eクラッチ」とTBW(スロットルバイワイヤ:電子制御スロットル)を搭載した「XL750トランザルプ Eクラッチ」を発表した。発売は4月23日(木)で、価格は143万円。
XL750トランザルプは、91馬力&7.6kgmを発揮する754cc水冷4ストロークエンジンをスチール製ダイヤモンドフレームに積むアドベンチャーツアラー。フロントにショーワのSFF-BP(セパレート・ファンクション・フロントフォーク・ビッグピストン)倒立フォーク、リヤにプロリンクを採用。サスストロークは前200mm、後190mmを確保する。ブレーキはフロントがピンスライド式2ポットキャリパー+φ310mmダブルディスク、リヤは1ポットキャリパー+φ256mmシングルディスクで、ABSはリヤのみキャンセルも可能。
2025年5月の改良でデュアルプロジェクター式の新形状ヘッドライトに変更し、前後サスペンションのセッティングを変更して快適性とラフロードでの吸収性を両立。さらにウインドプロテクション性能も高められている。
今回発表された2026年モデルでは、アクチュエーターによってクラッチ操作を自動化したホンダ独自のシステム、Eクラッチを標準化。これにより発進時、変速時、停止時のクラッチ操作が必要なく、TBWによって半クラッチ制御やシフトダウン時のブリッピングも自動的に行ってくれる。また、新たにクランクケースを保護するアルミ製スキッドプレートを標準装備し、カラーはマットバリスティックブラックメタリックを採用している。

Eクラッチは自動変速しないため走行中は左足での変速操作が必要だが、左手側に備わるクラッチレバーにより一時的にMT車と同様のクラッチ操作を可能としているのがポイント。市街地や高速道路などを移動するときは自動変速で、ワインディングのような走りを楽しみたい場面ではMTで、といったセレクトができるわけだ。
主要諸元
■エンジン 水冷4ストローク並列2気筒OHC4バルブ ボア・ストローク87.0×63.5mm 排気量754cc 圧縮比11.0 燃料供給装置フューエルインジェクション 点火方式フルトランジスタ 始動方式セル
■性能 最高出力67kW(91ps)/9500rpm 最大トルク75Nm(7.6kgm)/7250rpm 燃費22.7km/L(WMTCモード値)
■変速機 電子式6段変速 変速比1速3.000 2速2.187 3速1.650 4速1.320 5速1.096 6速0.939 一次減速比1.777 二次減速比2.812
■寸法・重量 全長2325 全幅840 全高1455 軸距1560 シート高850(各mm) キャスター27°00′ トレール111mm タイヤF90/90-217M/C 54H R150/70R18M/C 70H 車両重量216kg
■容量 燃料タンク16L エンジンオイル──
■車体色 マットバリスティックブラックメタリック
■価格 143万円
■発売日:2026年4月23日(木)
まとめ●モーサイ編集部 写真●ホンダ





























