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月刊バイク雑誌「Motorcyclist」のメインテスター、梨本 圭が最新スポーツ車の徹底テストを行う人気連載「THE EDGE.」。2026年10月号では、ヤマハ YZF-R7の試乗記を掲載している。その誌面から、プロカメラマン撮影のシリアスな雰囲気漂うイメージフォトと、車両概要解説をお届けしよう。
photo:水谷たかひと
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YZF-R7は、ストリートネイキッドのMT-07をベースに作られたフレンドリーな大型スーパースポーツである。2026年型では、2022年の国内発売以来初となるモデルチェンジが実施された。

新型の特徴としては、まず、ライダー走行支援システムが一気に拡充されたことが挙げられる。電子制御スロットルと6軸IMUを新たに搭載したことにより、エンジン出力特性変更機能や、トラクション/スライド/リフトコントロールシステム、上下双方向対応型クイックシフター、バックスリップレギュレータ、ブレーキコントロール、リヤABS OFF、エンジンブレーキマネージメント、ローンチコントロール、速度リミッター、クルーズコントロールシステムといった多彩な機能を利用できるようになった。

また、電子制御スロットルは688cc並列2気筒エンジンが備える全回転域での滑らかでリニアなトルク特性の洗練にも貢献している。
エンジン関係では、吸気サウンドの調整も実施。吸気ダクト形状や不等長ファンネルのバランスを最適設計することで、スロットル開度とエンジン回転数の上昇に伴い、よりトルクフルにサウンドが響くようになった。

車体に関しては、高張力鋼管製フレームは設計を刷新し、従来モデル同等の質量を保ちながら強度剛性をさらにアップさせている。また、41mm径の倒立式フロントフォークはセッティングを改めつつ、ピストンロッドのアルミ化やスプリングの線径変更によって従来モデルから350g軽量化。ホイールもヤマハ独自の加工技術を用いた「スピンフォージドホイール」を採用することで、前後合わせて480gの軽量化を達成している。
ライディングポジションは上体自由度をポイントに見直され、従来モデルに対してハンドル位置を3.6mm上方・8.4mm後方へ移設。また、フロントシートはよりグリップ力の高い表皮を採用し、シート高は5mm下げられている。



スタイリングも刷新。ヘッドライト周りの造形は、YZF-Rシリーズの伝統である「M字ダクト」の意匠を継承しつつ、表面がレンズで平滑化された。また、左右のポジションランプもレンズ面の意匠を変更し、低く、薄く、ジオメトリックな造形によってクリーンでモダンなフロントマスクに仕上げている。


モーターサイクリスト2026年10月号の「THE EDGE.」では、このYZF-R7の前後タイヤを優れたハイグリップ銘柄として定評ある「ピレリ ディアブロ スーパーコルサV4 SC」に換装し、タイムアタックを実施。その結果は、本誌で確かめてみてほしい。

モーターサイクリスト2026年10月号は、9月1日発売となっている。
ヤマハ YZF-R7 諸元
【エンジン・性能】種類:水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ ボア×ストローク:80.0×68.5mm 総排気量:688cm3 圧縮比:11.5 最高出力:54kW<73ps>/8,750rpm 最大トルク:68Nm<6.9kgf・m>/6,500rpm 燃料タンク容量:13L WMTCモード燃料消費率:25.2km/L 【諸装置】変速機:6段リターン 変速比(1速~):2.846/2.125/1.631/1.300/1.090/0.964 減速比(1次/2次):1.925/2.625 【寸法mm・重量kg】全長:2,070 全幅:725 全高:1,160 ホイールベース:1,395 シート高:830 車両重量:189 キャスター/トレール:24°/91mm タイヤサイズ:(F)120/70ZR17 (R)180/55ZR17 【カラー】ブルー、ブラック、ホワイト(70thアニバーサリーエディション) 【価格】116万6000円(ブルー、ブラック)、125万4000円(ホワイト)
問ヤマハ TEL0120-090-819 https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/
































