雑ネタ

青山剛昌先生は乗り物好き!? 『名探偵コナン』に登場するバイクがすごいリアルなので、モチーフ車を探してみた

1994年に『週刊少年サンデー』(小学館)にて連載を開始した漫画作品『名探偵コナン』。
黒の組織によって体を小さくされた高校生探偵・工藤新一が、江戸川コナンを名乗り、組織の行方を追いながら数々の事件を解決していく……というのはもはや説明不要の人気作品ですね。

1996年からはTVアニメ化もされたほか、映画も現在(2020年)までに23作品が作られており、2019年に公開された『名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』の興行収入は93.7億円と、『名探偵コナン』の映画の中でも過去最高の売り上げを達成!

そんな『名探偵コナン』の作中では、様々なキャラクターたちがクルマやバイクに乗っていますが、2017年に公開された劇場版『から紅の恋歌』で西の名探偵・服部平次がバイクに乗って、ヒロイン・遠山和葉を窮地の状況から助けたシーンなどは特に印象的ですね!

また、作中で描かれているクルマやバイクは「実車をそのまま参考にしたのでは!?」と思うほどリアルに描かれている点が特徴的です。
そこで、当記事では『名探偵コナン』に登場するバイクに似ている……そして、青山先生も参考にしたかもしれないモチーフ車両について、(意外と)ファンキーな登場人物と共に考えていきます。

オフロードバイクとネイキッドバイクに乗る服部平次

まず、バイクに乗るキャラクターとして思い浮かぶのは高校生探偵・服部平次ではないでしょうか?
服部平次といえば、バイクに乗っている回数が登場人物の中でも、映画やアニメ内でバイクに乗っているシーンが多いキャラクターです!
また、推理力の高さから『西の服部、東の工藤』と並び称される服部平次は、自動二輪免許を取得しており、バイクの操縦もスタントライダー並み!(どこでその腕を磨いたんだ……!?)

しかし、事件を解決したい熱い想いが先走って、犯人を追いかけている最中に転倒するという危ないシーンも……そんな彼はオフロードバイクとネイキッドバイクに乗っている姿が漫画やアニメ、映画内で描かれています。

服部平次のオフロードバイクはカワサキ KLX250ではないか

カワサキ KLX250。エンジンは249ccの水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒。

服部平次が乗っているオフロードバイクをよく見ていくと、まず初めに目につく緑色のカラー。
そのほか、マフラーまわりにゼッケンプレート風パーツがある点や、ハンドガードが装備されている点、また、フロントフォークが倒立フォークである点などを考えると、これはカワサキ KLX250で間違いないのではないでしょうか?

軽量・ハイパワーな2ストマシンに敢えて4ストエンジンで挑んだKLX250はデビュー当時「闘う、4スト。」というキャッチコピーが付けられていましたが、数々の事件や苦難と闘っていくアグレッシブな平次らしいバイクだと思います。

劇場版『世紀末の魔術師』や『迷路の十字路』、そして『から紅の恋歌』にてオフロードヘルメットを被った服部平次が乗っていましたが、そのKLX250と思われるバイクが登場すると、必ずと言ってもいいほどカーチェイスシーンがありますよね。

カーチェイスの中でも特に、劇場版『迷宮の十字路』の作中で線路の上をバイクで走行するという場面は過激的でした。
そんな運転を後部座席で見ていたコナンが「道交法違反…免停だな、こりゃ」と言っていたシーンは印象的ですね(笑)。
しかし、KLX250と思われるバイクは登場するたびにデザインが微妙に変わっているので、じゃあ何年式のモデルなの?という特定依頼はご容赦ください……。

服部平次のネイキッドバイクはホンダCB400Fourではないか

ホンダ CB400Four。エンジンは399ccの水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒。

次に、単行本第25巻、アニメでは第166話〜168話の『鳥取クモ屋敷の怪』で服部平次が乗っているネイキッドバイクはCB400Fourにそっくりです!

単行本25巻の51ページに描かれている場面では、片側の2本出しマフラーや、サイドカバーの特徴的なエンブレム、タンクには「HONDA」っぽいロゴが確認できますし、さらに細かく見ていくと、エンジンにはフィンがあって一見空冷かと思いきやラジエターがあるなど……外観上の特徴がこれだけ揃っていれば、もうCB400Fourで間違いないでしょう!

なお作中では、バイクに乗っているときガス欠になってしまったので、バイクを押して歩く服部平次でしたが、隣には遠山和葉もいたので、おそらく2人乗りをしていたのではないかと思われます(羨ましいわぁ〜)。

あえて言おう「世良真純のバイクはヤマハXT400E アルテシアである」と!

ヤマハ XT400E アルテシア。エンジンは399ccの空冷4ストロークOHC2バルブ単気筒。

物語の中盤から登場するFBI捜査官・赤井秀一は黒の組織から「組織を壊滅させ得る存在」として恐れられており、700ヤード(640m)離れた場所から一円玉より小さい盗聴器を狙撃する凄腕のスナイパー。

その赤井秀一の妹として登場するキャラクターが世良真純(せら・ますみ)です。
ブルース・リーが広めた武術・截拳道(ジークンドー)を得意としており、空手の達人であるメインヒロン毛利 蘭とも互角に戦えるほどの実力があります。
普段は高校生として生活していますが、実は高い推理力を持っており、女子高生探偵という肩書も持っています。

そんな世良真純が乗っているバイクは、アニメ版公式ホームページのほか、ダイドードリンコで発売されていた「名探偵コナン サイダー」で、XT400E アルテシアと公式に紹介されています。
実際、単行本76巻の50ページでは、エアインテークのある特徴的なサイドシュラウドが忠実に描写されていたり、同73ページでは、「YAMAHA」っぽいロゴが描かれていたり、タンク横には実車同様ある丸みを帯びた書体で「XT」というロゴが描かれていたり……これは漫画版も「アルテシア」と断定していいでしょう!

なお余談ですが、赤井秀一の名前はアニメ版の担当声優機動戦士ガンダムの赤い彗星ことシャア・アズナブルを演じた池田秀一さんが担当したことにちなんでいると噂されていますが、シャア・アズナブルの妹はセイラ・マス。
世良真純(せら・ますみ)という名前もまた……!? 加えて、セイラ・マスの本当の名は「アルテイシア・ソム・ダイクン」という名前。それでバイクもアルテシアってこと!?
こう見ると、青山先生のガンダム好きが伝わってきますよね!

ベルモットのバイクはハーレーダビッドソンのVロッドシリーズではないか

ハーレーダビッドソンの中では異例な、水冷エンジンを搭載するVロッドシリーズ。バリエーションモデルも多数ある(写真はVRSCDAW Vロッド)。

工藤新一の体を小さくさせた黒の組織の一員・ベルモット。
変装技術の高さから「千の顔を持つ魔女」と呼ばれているベルモットですが、黒の組織の中でも江戸川コナンの正体(工藤新一であること)を知っているキャラクターでもあります。
そんなベルモットが乗っているバイクは、単行本48巻と49巻、アニメでは第425話『ブラックインパクト! 組織の手が届く瞬間』でコナンを追跡しているシーンに登場するのですが、この車両は恐らくハーレーダビッドソン・Vロッドファミリーの「何か」だと思われます。

単行本48巻の194ページで描かれている場面を見ると、スラント形状のヘッドライトや独特なデザインのフレーム、エンジンはシリンダーヘッドの上にカムシャフトが2本描かれている(=DOHC)ので、Vロッドファミリーなのは間違いないと思うのですが……Vロッドファミリーは似たデザインでバリエーションモデルを色々と展開しているので、残念ながら「何か」とまでしか言えないのです……。

アメリカでも人気のモータースポーツ「ドラッグレース」のイメージを継承したスタイルのVロッドは、バイクに乗ってターゲットを猛スピードで追跡する彼女にとってはピッタリな1台かもしれませんね。

次ページ:コナンとの公式コラボでも人気、『まじっく快斗』にもバイクが登場!

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