これまでの作業内容のダイジェスト
で、そんなヤマハスポーツ車の歴史に名を刻む名車を直しましょう。というのが当企画の目的。
これまでのやってきた作業は大体こんな感じ。かなり詳細を省いているので、詳しい作業内容が知りたいひとは是非とも本を買って下さいな(バックナンバーはこちらから)。
1.発見当時のワンシーン。はい、どう見ても廃車体です本当に(以下略)。2.作業工程の一切は飛ばすがひとまず全バラし。ゴム部品はいくつか破断したが、固着などはなく、比較的楽に行えた。
3.フロート室の汚れ具合はまずまず。パイロット、ニードルジェットも詰まりはなし。4.内部を洗って組み直し。旧JISの丁度いいネジがなく、フロートチャンバーのボルトが飛び出ていて格好悪いが。
5.鉄製シリンダーは錆び、アルミのヘッドはすっかり粉吹いてるエンジン。6.クランキング、圧縮ともに問題はないが、問答無用で全バラ。各部とも目立った破損、腐食はなし。
7.ミッションは今後も長く使えるように、業者さんにお願いしてWPC処理を施しておいた。8.クランクはコンロッドにガタが来ていたので、内燃機屋さんにオーバーホールをお願い。同時にセンターシールをオイルシールからラビリンスシールに変更してもらった。

ヘッド、シリンダーの美化、クラッチ盤の張替えなど色々やったが、一切省略。完璧ではないが、一応エンジン完成。
とまぁ、’18年1月に企画をスタートさせてから、亀並みの歩みで再生を進めてなんとかエンジンはひと段落(?)。
WEBでは車体まわりのレストアの様子をお届けしたい(と言ってもベースの状態が悪すぎるので、半分以上はプロ任せになるのだが……)。
しかし、かような企画を立てて置きながら、筆者自身車両再生に必要なテクニックやセンス、知識などは素人に産毛が生えた程度。故に「トライアル&エラー&エラー&エラー」的な不甲斐ないシーンが多々登場すると思う。
先に謝っておきます、ゴメンね。
基本的には「うわぁ、こいつこんな馬鹿なことやんてやんの」と醜態を笑ってもらったり、「あ、こうすると失敗するのね」と反面教師にしてもらったり、あるいは「こんな下手っぴがやってるなら僕にもできるかも」と、レストア道入門のきっかけ(?)にでもして頂ければ幸いである。
次回はこのボロボロのハブをきれいにしていこうと思う。お楽しみに?

2


































