「バイクに興味はあるけど、自分で乗れる気もしないし……」と思っていたイラストレーターが、ひょんなことから免許を取ることを決意。まったくのバイク初心者が、免許取得からツーリングのあれこれなどを描いていくエッセイ風の連載です。
第45回目は、レッスンが終わって家に帰るまでのお話です。

カーブが「楽しい」と初めて思えた!
レッスンが終わり、スタッフの方々にも挨拶をし、バイクに跨っていざ!家に帰ります。この、公道へ出る瞬間というのはなんだかドキドキしてしまいます。タイミング悪く公道に出た結果、ほかの車などの迷惑をかけてしまいそうな気がしてしまって……。
なんて思いつつ、あまり交通量がなかったおかげで運よく車などがなにもいない状態で出発することができました。
そして、地味にレッスン中から気になっていたこと。それは ……ガソリンがあと少しでなくなりそう!!
モンキー125が燃費がとんでもなくいいことは知っていたけれど、それでも1目盛りあたり一体何キロ走るのか。今までバイクにほぼ乗ってきていないわたしには見当がまったくつかなかったんです。「なんとかなるだろう」という気持ちと「どうかガソリンスタンドまでもってくれ……!」という気持ちがひしめき合っていました。
そんな気持ちも抱えつつ、帰り道を運転していきます。運転しながらカーブに差し掛かったとき、今までは怖さしか感じていなかったものが不思議と「楽しい!!」という気持ちに変わっていました。
なんていうんでしょう、バイクを自分で操っている感覚が強くあって、それがすごく嬉しいし楽しく感じたんです。扱うのが難しいと思っていたものが、ある程度自分の思ったように操作できるようになることの楽しさを、このとき強く実感したんです。
リアブレーキってこんなに大事なんですね……。
ガソリンスタンドへも、わーわー言いながら到着。入るところにある段差も一瞬怖さを感じたけれど、とくに安定さを欠くことなく給油スタンドのそばで停車することができました。
そして、最大の難関だと感じていたアパートの入り口。半クラッチにしながらアクセルを開け、車体を安定させて入っていくことで、変にスピードが出すぎることなくアパートへ帰ることができました!!
帰ってからは、こんなところ行きたい、あんなところ行きたいがとめどなく頭の中に浮かんできます。地図を見ながら、「ここなら30分かからずに行けるんだ~」とわくわくしたり。
事故を起こす前に感じていたわくわくが蘇ってきたな~と、嬉しくなった一日でした。
マンガと文:イシクラユカ

大学卒業後、某イラストレーターのアシスタントとして働きながら、自身もフリーとして活動。ひょんなことから「バイク乗りになりたい!」と夢見るように……。身長152cmと小柄なためか、教習所ではちょっと苦戦したものの、無事二輪の免許を取得し、ホンダ モンキー125も購入したのだが……
X(Twitter):@ishikurage_0509




























