<連載マンガ>バイク女子になるまでの話

第10話 調子がいいときほどうまくいかない【連載マンガ】20代女子イラストレーターがバイク乗りになるまでのお話

坂道発進に初めて挑戦するお話です。

教習車(CB400SF)のシート高を低いものに変えてもらってから、400ccに対する恐怖心もだいぶ薄れてきました。というか、教習所に低いシートが用意してあったことも初めて知りました。

そして今回、初挑戦の「坂道発進」。「スラロームよりは難しくない」という話を聞いていたし、400ccにもだいぶ乗れるようになってきていたので、「まさか苦戦するわけないだろう」と思っていたんです。

しかし、なかなかうまくいかずにエンストさせまくり。控えめに言っても6回くらいはエンストさせたんじゃないかと思います。なんというか……大体「これはできるぞ!」と思ったときほどうまくいかないものですね。

坂道発進の手順は、「坂の途中で左足を着いて止まる」→「後ろに下がらないよう右足でリアブレーキをしっかり踏む」→「アクセルを開けて徐々にクラッチをつなぐ」→「リアブレーキを緩める」という手順でした。うーん……やることが多い!! 混乱します!

特にアクセルを開けるとき、開けすぎたら前に勢いよく飛び出しちゃうんじゃないかな!?という不安感からあまり開けることができず……。また、クラッチをつなぐときも急に手を緩めてしまい、エンストしてしまっているようでした。

最後の最後には、「お! これはすんなりできた!」といった感じになりましたが、それ以外はエンストしたり、ゆるやかに発進できなかったりと散々な結果に。

そして、こんな状態ながらも次回は第一段階の見極めになります。う~ん……大丈夫だろうか。かなりの不安が残っています。

少し時間をおいて、どのあたりがうまくいかなかったのかなど、頭の中で整理させておこうと思います。

不安でもなんでも、やるしかないので、「自分はできる!!」と思い込んで次回の教習を受けてこようと思います!

写真は四輪ですが、これが試練の坂! こんな緩やかな坂で手間取っていたら、峠道なんか行けないんじゃないかと不安になります

マンガ&レポート●イシクラユカ

イシクラユカ
イシクラユカ

大学卒業後、アシスタントとして働きながら、自身もフリーのイラストレーターとして活動。アシスタント先の先生がバイク乗りで、タンデムさせてもらったことをきっかけに「バイク乗りになりたい!」と夢見るようになった。

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