バイクブームで“原チャリ”が大増殖! 俺たちが愛した「原付マニュアルトランスミッション車」1970〜80年代ヒストリー【中編】

1980年2月発売のホンダ・CB50S。機械式ディスクブレーキから油圧ディスクブレーキへと変更がなされ、制動力が向上。ヘッドライトの光量アップやリヤキャリヤの標準採用など装備の充実化がはかられた。最高出力6.3馬力、価格13万9000円。
1980年発売のホンダ・ラクーンMM50。MB50のエンジンを中低速よりにリファインして搭載。燃料タンク容量は5.5リットル。セミロングシートを採用し、ゆったりとしたポジションでライディングが可能だった。最高出力6馬力、価格13万6000円。
1980年8月発売のヤマハRX50スペシャル(写真はキャストホイール仕様)。当時の50ccとしては大柄なボディ(全長1880mm×全幅805mm×全高1110mm)と8.5リットルの大型燃料タンクを採用。スポークホイール仕様(価格14万3000円)とキャストホイール仕様(価格15万8000円)がラインアップされていた。翌年には限定カラーのミッドナイトスペシャルも販売。最高出力7馬力。
1981年2月発売のスズキRG50E。50ccモデル最高出力となる7.2馬力エンジンを搭載し話題となった。GS650Gをルーツとするストリームフローラインのボディデザインと星型キャストホイールを採用。当時流行のアンチノーズダイブ機構も搭載していた。価格14万5000円。
1981年6月発売のヤマハRZ50。水冷エンジン、6速ミッション、モノクロスサスペンションなど、50ccモデルとは思えない充実した装備で登場しライバルメーカーを驚かせた。最高出力7.2馬力、価格17万6000円。
1981年4月発売のカワサキAR50。パワフルな空冷2サイクルエンジンに6速ミッション、ユニトラックサスペンションやキャストホイールなど、カワサキらしい原付としてリリースされた。最高出力7.2馬力、価格15万3000円。
1982年3月発売のホンダMBX50。ブーメラン・コムスターホイール、プロリンクサスペンションを採用。フロントブレーキはデュアルピストンキャリパーで、ライバルより一歩抜きんでていた。最高出力7.2馬力、価格18万6000円。
1982年発売のスズキRG50Γ(写真は1985年モデル)。ファクトリーマシンであるRGΓの先進技術を惜しみなく投入したモデル。角断面のダブルクレードルフレーム、アンチノーズダイブ機構、フルフローターサス、6速ミッションを採用した。最高出力7.2馬力、価格18万9000円。
1982年6月発売のホンダMCX50。アルミシリンダーを採用した新設計のピストンリードバルブエンジンを搭載したアメリカンモデル。リヤタイヤは100/90-16と、当時としては太いタイヤを採用していた。最高出力7馬力、価格16万9000円。
1982年発売のヤマハDT50。全長1905mmの大柄な車体に、YEIS(ヤマハエナジーインダクションシステム)、吸入混合気チャンバーを採用した水冷エンジンを搭載。もちろんリヤはモノクロスサスペンションだ。最高出力7.2馬力、価格16万9000円。
1982年3月発売のスズキ・ウルフ。ハスラーに搭載される空冷2サイクルエンジンをリセッティングして搭載。バンバン50と同サイズ(5.40-10)となる超低圧ファットタイヤを前後に装備したシティバイク。最高出力4.2馬力、価格14万5000円。
1983年発売のホンダMTX50R。本格オフロードモデルのMTX50に、MBX50と同様のバランサー付き水冷2サイクルエンジンを搭載したモデル。80ccの輸出車両がベースのため、全長2070mmとかなり大柄。タイヤサイズは前21インチ、後18インチとこれまた大径。最高出力6.2馬力、価格18万5000円。
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