お隣のセガレから要請「ライト暗いの、何とかして~」【プロカメラマン】ダックス70に七転八倒 1回目 6V編

サイドスタンド側から見たダックス君。シートの破れが気になるくらいで全体のヤレた感じは年式を思えば自然といえば自然。
せいちゃんの最大の希望は、このボワ~ンと点灯するヘッドライトの照度アップ。今どきのスポーツサイクル用の高性能ライトとは比較にならないほどの暗さです。
フロント周辺を観察してみると、オプションなのかカゴが付いています。ライト周辺の脱着に一手間よけいにかかるなーと少し面倒がる私。カゴも塗り直しますか。
ライトが暗すぎて、やっぱりせいちゃんも自転車用のライト?を追加していました。
もうひとつの要望は、ひねって回転を上げたあとに手を離しても戻らないスロットル。構造が今どき風じゃないのは知っていたので、当初は楽観視していたのですが……。
エンジン付近を眺めてキャブレターを見ると、キャブ本体と燃料コックに滲みと汚れ。ここらへんはせいちゃんの要望にはないけれど、ガソリン漏れや引火はまずいのでチェック。
チェーンの堆積汚れとホイールの汚れも、外観観察で気になったところ。ここらへんも全部外してスイングアームの作動も確認すべきでしょうね。
電装系に手を入れるためシートのロックレバーを作動させるとこんな風に開く。燃料タンクの取り付け座に浮いたサビが気になるが、内部のサビがなければ気にしません。
ネット注文でせいちゃんが取り寄せておいたミニモトの12V化キット。このシリーズは私もJAZZの12V化に使用して動作に問題がありませんでした。妥当な選択でしょう。
12Vコンバートキットの箱を開けてみると、MFバッテリーにウインカーリレー、レギュレーターなどが入っています。これ以外には電球があればOKです。
「別売りの12V電球セットも忘れずにね」と言っておいたので、こちらもきちんと入手できてOK。ただし、クリヤーウインカー用のオレンジ球だったのがちと誤算。
元のヘッドライト、テールランプの電球を外して12V用に交換します。
ほら。クリアーウインカー用の球ですけどノーマルのオレンジウインカーに付けてみるしかありません……あとで点灯させてみると、そう問題はなかった。
いろいろと他の作業もあるので、邪魔になるカゴを真っ先に外しておきます。
ヘッドライトの球を変えて、ついでにメーターの電球も12Vに交換する前の図。
メーター球の交換ついでにゴム部品を掃除して、差し込みしやすいようにポリメイトで拭き拭き。掃除&保護措置もしておきました。
前オーナーが書いたのでしょうか、ワット数をマジックで書いてあったテールランプの反射面。ここも12V電球に交換です。
コンバートキットへの交換で、これまでの6Vのバッテリーはお役御免になります。
銀色の筒状の物体はノーマルの6Vウインカーリレー。古き良き時代?の電気部品っぽい造りで、長年ご苦労さんといった雰囲気。
左が12V仕様のウインカーリレーです。これを古いリレーから差し替えるだけ。
古いバッテリーを外し、12Vのバッテリーまで接続したところ。まだ繋ぐべき配線があるのに何故か黄色の配線が見つからなくて、困りました。
取り外したバッテリーケースの内側と金属部分を分離してみました。
バッテリーケースのサビ落としをして、電装部品の懸架ゴム材を差し込む部分のバリ取りもしみじみと実施。他の箇所もエッジの鋭い箇所にはサンドペーパーを当てておきました。
サビ取りをおおかた終えて地肌になったバッテリーケース。黒に塗装しておこうかな?
せいちゃんに連絡してみると、サフの状態にしておいてとのこと。サフを吹いて少し乾燥。寒い時期だったのでキャンプ用バーナーで軽く炙って「なんちゃって焼き付け」。おまじないレベルの工作です。
12V化を9割終えたところで、黄色配線がまだ行方不明な状態のまま、出張仕事が連発。シートは閉じてこの状態に復元。しばらくの間、作業は中断です。
電気に強い仲間が来てくれたので、配線図で追ってもらいました。
この頃にはキャブ周辺の手入れを開始していて、フレームに差し込むインシュレーターを外せる段階でした。こんなところに黄色配線、いたじゃん! おかげで12V化が完結。やれやれです。
見た目はただの走り込んだ古いダックス。とくに違和感はありません。
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