雑ネタ

日本にも熱心なファンがいる! 海外の農場・牧場のみで使われる特殊車「農業バイク」って何だ?

ホンダ XR190

オーストラリアのホンダ XR190。エンジンは184ccの空冷4ストロークOHC2バルブ単気筒。フロントホイールは21インチ。
ニュージーランドのホンダ XR190。エンジンは184ccの空冷4ストロークOHC2バルブ単気筒。フロントホイールは19インチ。

オーストラリアやニュージーランドで販売されているホンダ製「農業バイク」の定番モデルで、184ccの空冷単気筒エンジンはフューエルインジェクションを採用。
販売される国ごとにフロントホイールのサイズが違い、オーストラリアは21インチ、ニュージーランドは19インチとなるほか、オーストラリアでは「AG-XR」の別名も与えられています。

リヤとフロントの大型キャリヤ、ハンドガードや大型の泥除けフェンダー、エンジンガード、左右それぞれにあるサイドスタンドなど、「農業バイク」おなじみの機能は完備!
ちなみに価格はオーストラリアで5099オーストラリアドル(日本円で約38万円)、ニュージーランドでは5295ニュージーランドドル(日本円で約40万円)となります。

ヤマハ AG200F

ヤマハ AG200F。エンジンは196ccの空冷4ストロークOHC2バルブ単気筒。

オーストラリアやニュージーランドで販売されているAG200Fですが、80年代の日本でも「AG200」という車名で販売されていた時期がありました。

ただし、「国内仕様」といえるAG200は普通のバイクと変わらずサイドスタンドは左側に1本だけでしたが、AG200Fは「農業バイク」のスタンダードともいえる左右両方サイドスタンド仕様となっています。

このほか、AG200Fはクラッチを握った状態でもレバーをロックできる機構や、大型の泥除け&前後キャリヤなど「農業バイク」らしい装備が与えられていますが、これら装備はAG200F専用というわけではなく、国内版のAG200にも付いていました。

まるで軍用オフロードバイクのような無骨なデザインのAG200Fですが、「農業バイク」の中では車重が128kgと軽量なのも大きな特徴。
しかも、ただ軽いだけでなく、最大20kgまで積載できるリヤキャリヤを装備しているためガッツリ荷物を積むことも可能です!

価格はオーストラリアで5799オーストラリアドル(日本円で約44万円)、ニュージーランドでは5899ニュージーランドドル(日本円で約41万円)です。

スズキ DR200SE/トロージャン

スズキ DR200SE/トロージャン。エンジンは199ccの空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒。

ニュージーランドではDR200SE、オーストラリアではトロージャンの名で販売される「農業バイク」。
どこかで見たことあるような……と思う人もいるかもしれませんが、同車のベースとなっているのは1993年に発売されたオフロードバイク・ジェベル200。
燃料タンク容量もジェベルの特徴を受け継ぎ、13Lと「農業バイク」にしては多めとなっています。

とはいえ、「農業バイク」定番の装備はほぼそろっており、左右それぞれのサイドスタンド、大型の前後キャリヤ、大型の泥よけ、エンジンガードなどが装着されています。

価格はオーストラリアで4490オーストラリアドル(日本円で約34万円)、ニュージーランドでは5999ニュージーランドドル(日本円で約42万円)となります。

カワサキ ストックマン250

カワサキ ストックマン250。エンジンは249ccの空冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒。

さすがカワサキ、「農業バイク」でも、もちろんライムグリーンで攻めてきます!
オーストラリアやニュージーランドで販売されているこのストックマン250は、1997年に発売されたオフロードバイク・スーパーシェルパがベース。

スーパーシェルパのエンジンは「闘う4スト」のキャッチフレーズがつけられたKLX250のエンジンを空冷化したもの。
スーパーシェルパからストックマン250に転身(?)するにあたって、エンジンは変更されていないため、DOHC4バルブの「闘志にあふれた農業バイク」でもあります。

とはいえ、前後の大型キャリヤ、ハンドガード、エンジンガード、左右それぞれのサイドスタンドなど「農業バイク」らしい装備は完備。クラッチレバーを握った状態でロックできる機構も備えています。

価格はオーストラリアで6299オーストラリアドル(日本円で約48万円)、ニュージーランドでは6343ニュージーランドドル(日本円で約45万円)です。

レポート●モーサイ編集部・小泉 写真●うるちさん/ホンダ/ヤマハ/スズキ/カワサキ

備考:日本円への換算は記事執筆時、2020年9月の各通貨のレートを参考にしました。

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