ヤマハ×ゆるキャン△は、ビーノやトリシティでコラボしているだけに
コミックからスタートし、TVアニメ化。そして2020年からは実写ドラマの放映も始まり、現在人気を集めている『ゆるキャン△』。
女子高生たちがアウトドアをゆるやかに楽しむ姿を描いた作品ですが、メインキャラクターのひとり、志摩リンはヤマハの原付スクーター「ビーノ」を愛用しています。
その作中に登場したビーノをヤマハさんが『ゆるキャン△』と公式にコラボし、水色×白のカラーリングなどを再現した「リンちゃん仕様ビーノ」製作、各地で展示などが行われています。
また、3輪スクーター「トリシティ」にリンちゃんが乗って旅に出るオリジナル短編コミックをヤマハさんのwebで公開するなど、ヤマハと『ゆるキャン△』は非常に縁があるのですが……2020年2月14日にヤマハさんの電動アシスト自転車「PAS」シリーズに、「RIN」という新タイプが加わるというではありませんか。
ゆるキャン△ SPECIAL EPISODE サウナとごはんと三輪バイク

イメージカラーも水色の「パス リン」だけに……

制服でも乗りやすいループ型フレームを採用する「パス リン」
しかも、この「パス リン」、アクティブな高校生の通学シーンをイメージしたモデル──ということで、商品紹介のwebサイトでは女子高生(と思われる)女の子たちの写真が多く使われているのです。
しかも、『ゆるキャン△』の志摩リンちゃんはニットキャップがトレードマークですが、「パス リン」のPR写真にもニットキャップを被った女の子の姿が……。
もしかして、コレって『ゆるキャン△』コラボモデルなのでは!?
そこでヤマハ発動機販売でPASシリーズの営業を担当する方にそう質問してみたところ、「ゆるキャン△を意識した名前ではなく、コラボモデルというわけでもありません」ということでした。
名前を含めた商品の企画や開発は発売よりずっと前から行われているわけで、今『ゆるキャン△』が人気を集めているからと言って、急にそれを意識した商品名をつけられるわけもなく……そりゃそうですね。
では、なぜ「リン」と名付けられたのか引き続き聞いてみると、スポーティでユニセックスなデザインとしているのが特徴で、男女問わず「凜としたカッコいい姿で乗れる」ということに由来しているとのこと。また、自転車のベルの「リンリン」という響きのイメージも重ねているそうです。

名前は可愛らしいけど、男の子が乗ってもカッコいい
デザイン以外にも「パス リン」は通学に使う学生を想定した嬉しい機能がしっかり盛り込まれていて、大容量15.4Ahのリチウムイオンバッテリーで中〜長距離の通学にも対応し(バッテリーは約4時間で充電可能)、いわゆる「通学バッグ」が横向きにそのまま収まる大型フロントバスケットや、夜道も安心なオートライト、時計表示も備えた液晶メーターなどを標準装備しています。
またPASシリーズではおなじみとなっている、モーター回転数と車速センサーから選択しているギヤを読み取り、内装3段のギヤポジションごとに最適なアシスト力を発揮する機構「S.P.E.C.3」を搭載。発進、加速、巡航、坂道など走行状況にあわせパワフルかつきめ細やかなアシストが行われるのも特徴です。
こんなに高校生の通学を意識して作られた「パス リン」だけに、これに乗って通学するリンちゃんの姿を見てみたい気もしますね。

パス リン(パウダーブルー)

パス リン(マットオリーブ)

パス リン(ソリッドグレー2)
「パス リン」は13万9000円(バッテリー&専用充電器込)で、3色の車体色が設定されます。
問い合わせ●ヤマハ「カスタマーコミュニケーションセンター」
TEL 0120-090-819
https://www.yamaha-motor.co.jp/pas/
まとめ●モーサイ編集部 写真●ヤマハ発動機