ライダーのために開発された専用設計の月極トランクルーム
自宅にバイクを停めておくスペースがないライダーにとって、レンタルガレージはバイクライフの救世主である。ガレージの形態には、平置きの屋内タイプやマンションタイプなど様々あるが、海上輸送用コンテナを使ったレンタルガレージに力を入れているのが、全国各地にトランクルーム「ハローストレージ」を展開するエリアリンクだ。

バイク用ガレージは汎用のトランクルームタイプとバイク専用のバイクボックスタイプがある。
トランクルームとは、自宅に納まりきらない荷物のほか、洋服や冷暖房家電といった季節もの、趣味のアイテムや仕事の道具などを収納するためのレンタル倉庫。ハローストレージは関東地方を中心に、北は北海道から南は鹿児島県まで全国各地に約1900個所・9万室以上のトランクルームを運営しているので、“ハローキティ”が描かれたオレンジ色の看板を見たことがある人も多いと思う。
しかし、そのトランクルームをバイク用のレンタルガレージとして利用できるのは御存じだろうか?

バイクボックスの防犯バーは、手前に倒せばスロープとなる。このスロープは入り口と同じ幅があるので、バイクを押しながら安全に入れられるのが特徴だ
トランクルームの大きさは、小さいものは幅1.15m×奥行き2.3m×高さ2.3mの1.5畳、大きなものだと幅2.3m×奥行き5.9m×高さ2.3mの8畳まで様々なタイプが用意されている(物件によって賃料変わるが、賃料は6800円/月〜)。

写真の4畳タイプの屋外型トランクルームは、奥行きと高さが2.3m、室内幅は2.8mあり、ネイキッドやSSなどであれば2台の大型バイクが収納可能
バイクが1台ならば幅が1.5m弱の2畳タイプでも十分だが、2m前後の幅を持つ3畳、4畳タイプならば2台以上のバイクを停めることも可能。複数台のバイクを所有するオーナーは大型トランクルームを選ぶほうがいいだろう。また、アメリカンタイプなどハンドル幅の広いバイクや、大型のパニアケースなどを装着したバイクも、入り口が広い大型のトランクルームの方が出し入れしやすい。

バイク用ガレージとして使う場合、以前は自分でスロープを用意する必要があったが、ハローストレージでは新たにバイクスロープを開発。これは、幅が広く乗車したまま出し入れできるのが特徴。入り口の強固なフックにスロープを掛けるため設置後は非常に安定しており、車輪があるので移動させるのも容易だ
また、防犯バーやスロープ、棚などを備えたバイク専用の「バイクボックス」や、チェーンロックなどを掛けるための車止めを持った平置きタイプの駐車場も増えており、数は少ないが屋内スペースを共同で使用する平置きガレージタイプもラインアップする。
平置きタイプは出し入れの簡単さがメリットだが、雨風を防ぐバイクカバーや盗難防止のためロックは必要だろう(チェーンロックなどをつなげられる「バリカー」と呼ばれる車止めが設置されている駐車場もある)。
なお入り口に段差のあるトランクルームの中では楽に出し入れできるよう、可動式のオリジナルスロープを備えた物件もある。

バイクボックス内には棚があり、ヘルメットやグローブといった小物を置けるので便利。また、壁にフックなどを掛ければライディングウエアなどもつるしておける。軽い力で開け閉めできるシャッターと防犯バー、スロープには南京錠などを取り付け可能。複数ロックとなるので安心感が高い

荷物用のトランクルームとバイク用のバイクボックスが併設される物件も多いので、使い方に応じて最適な物件が選べる。トランポなどにバイクを載せる場合は、駐車スペースの広さもチェックした方がいいだろう。
申し込み方法が簡単なのもハローストレージの特徴。ホームページで希望の物件を見つけたら、電話またはサイトのフォームから24時間いつでも申し込むことができる。また、ページのチャットを使って質問することも可能だ。愛車の置き場所に悩んでいる人は、是非一度下記のURLからチェックしてみてほしい。
※Motorcyclist2020年3月号に掲載されていたものを再編集しています。
CONTACT
問い合わせ先 | ハローストレージ(エリアリンク) |
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電話番号 | TEL:0120-52-4185 |
URL | https://www.hello-storage.com |