ボタンを押すだけで空気を入れられるキジマの「スマートエアポンプ」がJP03へと進化。JP02よりも空気の吐出量が1.3~1.5倍に向上、新たにモバイルバッテリー機能も追加された。
その分バッテリー容量が大きくなり各寸法も1cmほど大きくなったが、足踏み式や手押し式のエアポンプより格段にコンパクト。バッグがあれば携行も容易だ。
JP02のデジタルディスプレイとスクリーンタッチボタンは物理ボタン式に変わり、付属のエアホースが2本から1本に、90度アダプタが省略されるなど装備も簡略化されているが、価格がJP02より3000円ほど安くなった。2021年発売のJP01をも下回る価格で、あらゆるものが値上げされているこのご時世にありがたい企業努力と言えるだろう。
操作方法は従来型とほとんど同じで、充電した後に任意の空気圧を設定し、ホース先端のバルブをタイヤのバルブにねじ込み本体と接続、スイッチをオンにするだけ。タイヤのサイズなど条件で変わるが、大型車の前輪で170kPaから220kPaに上げるのに掛かった時間は約30秒。設定した空気圧に達すると自動的に停止する。
作動音は大きめで、使用の際は時と場所を選んだ方がいいが、体力を使わずマメな調整を気軽に行える。クルマや自転車、浮き輪などにも使える便利なアイテムだ。
スマートエアポンプ JP03
価格:7150円
本体サイズ:165×70.5×50mm
本体重量:522g
吐出し空気量:26~30L/分
最高圧力:150psi
バッテリー容量:3×2000mAh/11.1V(22.2Wh)
充電時間:2〜3時間
使用温度範囲:-10〜45度C


モードや単位を切り替え可能
バイク、クルマ、自転車、ボール、カスタマイズの5種類のモードに切り替え可能で、各モードとも起動時は決まった値が表示される(バイクは270kPa、ボールは55kPa)。調整可能範囲も各モードで異なり、そこから任意に空気圧を設定するようになっているので入れすぎる心配もない。また、空気圧の単位はpsi、bar、kPa、㎏/cm2の4種類から選択可能。例えば設定値を200kPaにした場合、単位をpsiに切り替えると自動的に29.0と換算された値が表示される。


4種類のバルブに対応
自転車用(仏、英)、ボール用アダプターも付属。バイクやクルマに使うホースは、タイヤ側は真上からねじ込む必要があるのでスペースが厳しい場合は別途90度アダプターの用意を(ポンプ側の接続は差し込んでねじるだけ)。

モバイルバッテリー機能が追加
バッテリーがJP02の2000mAh/7.4V(14.8Wh)から2000mAh/11.1V(22.2Wh)×3になり、空気吐き出し量が20L/分から30L/分に向上。さらにモバイルバッテリーとしても使用可能になった。USB出力は5V-2A/9V-1.5A。

暗所で活躍するLEDライト
暗所作業や懐中電灯代わりに便利なLEDライトを装備。点滅やSOS点滅(アルファベットのSOSをモールス信号で表すもので、短い点灯を3回、やや間を置いて短い点灯3回を繰り返す)機能も備える。

文:高野栄一 写真:北村誠一郎、キジマ



























