国民的オフロード車【ヤマハ セロー225】が誕生するまで「1985年最初期モデル<1KH>詳細解説」

セロー 225 初代 1985 ヤマハ
1985年8月発売の初代セロー225(1KH) XT200の利点に着目しその進化型として、目指したのは軽量化と転んでも平気な仕様。
セロー 225 初代 1985 ヤマハ
ヤマハ初代セロー225(1985) 7.6Lの燃料タンクを採用し、セル無しのキック始動だったものの、そこが難点だったのか、第一世代は大ヒットとはならなかった。燃料タンクの増量(8.8L)とセル装備の第ニ世代になり、セロー225は広く認知されヒットしていく
セロー 225 初代 1985 ヤマハ
初期型セローのカタログ ふたつ折りの中とじ2枚もので計8ページ。静かな山奥を想像させるシンプルな表紙
セロー 225 初代 1985 ヤマハ
初期型セローのカタログ 表紙に引き続き、中面では道なき山奥を分け入るための専用装備について詳しく解説している
セロー 225 初代 エンジン 1985 ヤマハ
ヤマハ初代セロー225(1985) エンジンはXT200ベースにボアを拡大した223㏄。開発時には250㏄フルスケール仕様なども試作されたというが、出力および耐久性などのバランスを考慮し、最終的に223㏄に落ち着いたという。ミッションのギヤ比は初期型のみは1速をスーパーローとしてトライアラー的な性能も与えられた
セロー 225 初代 キャブレター 1985 ヤマハ
ヤマハ初代セロー225(1985) キャブレターはシンプルな構造の26mm径VMタイプ。後年の負圧キャブに比べると扱いに若干のコツを要したが、スロットルワークに対するメリハリのよさはこちらが上
セロー 225 初代 ヘッドライト 1985 ヤマハ
ヤマハ初代セロー225(1985) ステアリングステム部にはスチール製の握り手(部品名:ハンドルスタンディング)を装備。山間部でのスタック時など、車両を安全な場所まで移動させる際に役立つ。この装備は「無理にスタックから抜け出そうとしてタイヤで地面を掘り、山を荒らすことを避ける」目的もあるという
セロー 225 初代 グラブバー 1985 ヤマハ
ヤマハ初代セロー225(1985) タンデムシート脇に装備されるグラブバーは、ステアリング部の「ハンドルスタンディング」と同様にスタック時などの握り手にもでき、かつ転倒時にウインカーボディを保護する役割も果たす
セロー 225 初代 メーター 1985 ヤマハ
ヤマハ初代セロー225(1985) 必要最低限の装備しか持たないメーターまわり。装備 をシンプルにし、かつ小型化することで車体の軽量化に寄与する
セロー 225 初代 ブレーキ 1985 ヤマハ
ヤマハ初代セロー225(1985) フロントのディスクブレーキにはピンスライド式の1ポットキャリパーを装備。ブレーキローターには半周以上を覆うカバーが取り付けられ、ラフロ ードでの泥詰まりやそれに伴うパッド/ローターの摩耗を防ぐ。
セロー 225 初代 1986 ヤマハ
1986年2月発売のヤマハ セロー225 YSPリミテッド バージョン(1RF)。フロントフォークに減衰力調整機構を備え、アルミブリッジ付きハンドルやステンメッシュ採用のフロントブレーキホースなどを装備した「YSPリミテッド」が登場
セロー 225 初代 1986 ヤマハ
1986年12月発売のヤマハ セロー225(2LN)。それまでの26mm径VMタイプキャブから34mm径の負圧式SUタイプキャブ(BST34)に変更された。さらなる低速域の扱いやすさと、よりフラットな出力特性をねらったもので、さらには激しい姿勢変化に対し安定した油面が保てるようにするためでもあった。つまり山奥で遊ぶための、ネガな部分を克服するために行われた仕様変更だった
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