「バイクに興味はあるけど、自分で乗れる気もしないし……」と思っていたイラストレーターが、ひょんなことから免許を取ることを決意。まったくのバイク初心者が、免許取得からツーリングのあれこれなどを描いていくエッセイ風の連載です。
第31回目は、バイクに対する恐怖心を少しでも少なくしようとあるものを購入したときのお話です。

侮れないローシート効果
前回、ガラガラの駐車場で少しだけバイクの発進などを久しぶりに練習してみました。……が、想像以上に怖い!!なんかもう、アクセルをほんのちょっと回しただけで心臓がバクバクしてしまいました。恐怖心はそれなりにあるだろうとは思っていたものの、まさかここまでとは。かなりショックを受けました。
後日、どうしたら少しでもバイクに対する恐怖心を減らせるだろうか、と考えました。その結果、恐らくですが発進するときも停車するときも足がすんなりつかないので、そこに対して結構恐怖を感じているのではないか、と思ったのです。教習所でも散々注意されたこととして、停車するときに足がつかなそうな気がして、両足とも地面に足を着こうとするせいで、バイクがフラフラしてしまうことがありました。
なので、思いきってバイクシートをローシートに変えてみよう!と思いました。ネットでいろいろと吟味し、選んだのはキタコ(KITACO)製のカスタムシート『610-1300050
』です。レビューを見てみると、「長時間乗っているとお尻が痛くなる」「シートが硬いからお尻が痛くなる」「とにかくお尻が痛くなる」といったものが多数。
しかし、私にとっての最優先はシート高を下げること。このローシートに変えると、なんと純正のものに比べて約50mmもシート高が下がるようなのです。お尻の痛さがなんだ!まずは恐怖心をなくすんだ!!ということで、このシートを購入したわけです。
シートが届いたのは注文してから2日ほど経った後。天気も良かったので、さっそく取り付けに向かいます。といってもそこまで難しくはなく、純正のシートをパカっと取り外したら、購入したシートをかぽっと取り付けてネジを締めて出来上がりです。
純正のものと見比べると、たいぶスタイリッシュになりました。チェック柄から全体が真っ黒になったので、かっこいい系に寄った気がします。


もちろん、シートを取り付けたらちょっと跨ってみたくなりますよね。この日は作業をするだけだったので、いつも履いているスニーカーの状態で跨ってみました。するとびっくり!両足べったりとまではいかないものの、以前に比べて格段に足つきがよくなりました。
両足だとつま先立ちとなってしまうのの、片足のみ着こうとすれば、かなり地面に足を接することができます。すごい!!
……が、両足で無理して足を着こうとすると、シートの両脇が太ももに食い込んでめちゃめちゃ痛い。「お尻が痛くなるのはこのシートの硬さのせいか!!!」とまだバイクで運転もしてもいないのに、気づいてしまいました。
それでも、跨ろうとするときの「足がつかなそうで怖い」という気持ちはだいぶなくせそうな気がしています。まだ発進や停車に対する恐怖は残りつつも、このシートの本領を発揮させる日が楽しみです。
マンガと文:イシクラユカ

大学卒業後、某イラストレーターのアシスタントとして働きながら、自身もフリーとして活動。ひょんなことから「バイク乗りになりたい!」と夢見るように……。身長152cmと小柄なためか、教習所ではちょっと苦戦したものの、無事二輪の免許を取得し、ホンダ モンキー125も購入したのだが……
X(Twitter):@ishikurage_0509



























