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ヤマハ新型125cc「FAZZIO(ファツィオ)」発表会レポート!軽さ・足つき・SMGで今ドキな一台

2026年3月9日、ヤマハ発動機が新型125ccスクーター「FAZZIO(ファツィオ)」の発表会を開催した。会場には実車展示に加え、ライフスタイル提案を強く意識した演出が施されていたのが印象的だ。

価格は36万8500円(税込)で、2026年4月24日(金)発売となっている。

軽さとデザインが生む扱いやすさ

ファツィオは、従来のヤマハ125ccスクーターとは異なるアプローチで開発されたモデルだ。スポーティさよりも「気軽さ」と「デザイン性」を重視し、ファッション感覚で選べる一台に仕上げられている。

発表会の様子。カスタムパーツで個性を出せる
「Fazzio(ファツィオ)」の専用アクセサリー カスタム例
ワイズギアより「Fazzio(ファツィオ)」の専用アクセサリーが続々登場

丸みを帯びたボディと楕円モチーフの灯火類が特徴的で、レトロと現代性が融合したスタイリングは街中でも自然に馴染む。カラーリングも豊富で、所有する楽しさも感じさせてくれる。

左から:ライトグレーイッシュリーフグリーンソリッド1、ダルブルーソリッドB、ペールグリーニッシュイエローソリッド1
ブラックメタリック12 。男性にもおすすめのカラーリング

そして実際に触れて感じる最大の魅力が、その軽さ。車両重量は97kgとこのクラスでもトップレベルで、押し引きや取り回しは非常に軽快だ。狭い駐輪場での扱いや切り返しも苦にならず、バイク初心者や小柄なライダーにとって大きな安心材料になる。

足つきチェック

シート高は765mmと低めの設定。さらにローダウンシート仕様では約2cm低くなるので、足つき面での安心感が底上げされる。

シート高765mmの通常シート
シート高765mmの通常シート。シート幅が広いため足が開くので、低身長さんは注意が必要
ローダウンシートでシート高は745cmに!
-20mmで不安感がかなり軽減される

日常使いを徹底強化した装備

ファツィオは見た目だけでなく、実用性もしっかり作り込まれている。

発表会での様子。日常的な使いやすさを意識した

シート下収納は19.1Lの容量を確保し、オープンフェイスのヘルメットを収納できる(入らいないヘルメットもあるので注意)。
日常の買い物や通勤・通学用途には十分なスペースだ。

さらに、

  • USB電源
  • スマートフォン連携(Y-Connect)
  • フロントポケットやフック類

など、“普段使いで欲しい装備”をしっかり押さえているのも好印象。まさに「生活に寄り添うスクーター」といえる仕上がりだ。

収納スペースが多く使い勝手が良い
USBの規格はType-A(タイプA)
シート下収納は19.1L

FAZZIO×イラストレーターutu

今回の発表会で注目を集めていたのが、イラストレーターutuさんとのコラボレーション。utuさんが描いたファツィオと9人の人物によるイラストが展示され、それぞれ異なる日常の中でバイクがどう寄り添うかを表現していた。単なる移動手段ではなく、“生活の一部としてのバイク”という世界観が伝わってくる内容だ。

発表会の様子。utuさんが描いたファツィオと9人の人物イラスト
イラストの原画展示

さらに、utuさんがデザインを手がけた世界に一台のファツィオも披露。ポップでアート性の高い仕上がりは量産モデルとは異なる魅力を放ち、このモデルの持つ自由度や拡張性を象徴する存在となっていた。

utuさんがカラーリングのデザインを担当した特別仕様の「Fazzio(ファツィオ)」

SMGとBLUE COREが生むスムーズな走り

「スマートモータージェネレーター(SMG)」が採用された

パワーユニットには、ヤマハの設計思想「BLUE CORE」に基づく空冷124cc単気筒エンジンを搭載。WMTCモードで56.4km/Lという優れた燃費性能に加え、燃焼効率、冷却性能、ロス低減の3要素を高次元でバランスさせている。市街地でのストップ&ゴーが多い環境でも扱いやすく、日常用途に適した特性が与えられている。

そして本機最大のトピックが、「スマートモータージェネレーター(SMG)」の採用だ。エンジン始動用モーターと発電機を一体化したこのシステムにより、従来のセルモーター特有の始動音をほとんど感じさせない静かなスタートを実現。ワンプッシュで滑らかにエンジンが始動するフィーリングは、クラスを超えた上質さを感じさせる。

さらにこのSMGを活用したパワーアシスト機能は、ヤマハ国内モデルとして初採用。発進時にモーターが駆動力を補助することで、坂道やタンデム時でもスムーズで力強い加速を可能とする。作動は最大約3秒間で、スロットル操作に応じて自然に介入するため違和感はなく、あくまで“扱いやすさを底上げする”方向のチューニングとなっている。

加えてストップ&スタートシステムも標準装備。信号待ちで自動的にエンジンを停止し、再発進時にはスロットル操作のみで静かに再始動する。燃費性能の向上(約3%)と静粛性の向上を両立している点も見逃せない。

まとめ|モーターサイクルショーでも要チェック

左:開発プロジェクトリーダーの渡邊将行氏 右:モーターサイクリスト編集長 太田

ファツィオは、軽さ・足つき・扱いやすさに加え、SMGによる新しい乗り味を備えた125ccスクーターだ。速さではなく、“日常の快適さ”を突き詰めた一台といえる。

特に、バイクに不慣れな人や小柄なライダー、気軽に乗れる一台を探している人にとって、有力な選択肢となるだろう。

なお、このファツィオは今春開催されるモーターサイクルショーにも展示予定。気になる方は、ぜひヤマハブースで実車をチェックしてみてほしい。

■主要諸元

  • 全長:1,820mm
  • 全幅:685mm
  • 全高:1,125mm
  • ホイールベース:1,280mm
  • シート高:765mm
  • 車両重量:97kg
  • エンジン:空冷4ストローク単気筒
  • 排気量:124cc
  • 最高出力:8.3PS / 6,750rpm
  • 最大トルク:9.8Nm / 5,000rpm
  • 燃費(WMTC):56.4km/L
  • 燃料タンク容量:5.1L

この発表会の様子を動画でチェック!

まとめ●ぴの子

ぴの子
ぴの子

YouTubeチャンネル「モーターサイクリストチャンネル」に出演・編集を担当。
愛車はSUZUKI ST250 E type。街乗りからツーリングまで、等身大の視点でバイクの楽しさを発信しています。自身のバイク系YouTubeチャンネル「ぴの子のぶぉんぶぉんch」では、ツーリングはもちろん、バイクのある日常もリアルにお届け。

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