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■NSR500(1984)。当時のホンダワークスエースライダーF.スペンサーが駆った初代NSR500。
今も記憶に残るバトル! あのときのマシンが目の前に
モビリティリゾートもてぎ(栃木県・茂木町)のホンダコレクションホールでは、7月22日(土)から10月1日(日)までの期間で、ホンダが二輪世界GPへ参戦した当時の歴代マシンを展示する特別展「二輪世界グランプリGarage Collection」を開催している。
これは、本年9月29日(金)から10月1日(日)にモビリティリゾートもてぎで開催されるMotoGP日本グランプリに向けた特別展示で、ホンダが世界GP復帰参戦を宣言した1977年以降から現在までのMotoGP、GP500、GP250、GP125各クラスのマシン45台が特別展示エリアに集結。
普段は目にすることのできない歴代GPレーサーを一度に見られる貴重な機会は要チェックだ。なお、展示される45台(+プロトタイプレーサー1台)は、年代順に以下のとおり。各自の思い出に焼き付く、垂涎のマシンが必ずあるはずだ。
●特別展展示マシン
※マシン名(参戦年)乗車ライダー
◯NR500(OX)(1979)片山敬済
◯NR500−4(1982)木山賢悟
◯NS500(1982)F.スペンサー
◯NR500(1983)──
◯NS500(1984)F.スペンサー
◯NSR500(1984)F.スペンサー
◯HONDA ELF2(1986)──
◯HONDA ELF5(1988)R.ハスラム
◯NSR500(1990)W.ガードナー
◯NSR250(1991)L.カダローラ
◯NSR500(1991)M.ドゥーハン
◯NSR250(1993)宇川徹
◯NSR250(1994)L.カピロッシ
◯NSR250(1994)岡田忠之
◯NSR500(1994)M.ドゥーハン
◯NSR250(1995)宇川徹
◯NSR250(1996)R.ウォルドマン
◯NSR250(1996)宇川徹
◯NSR250(1997)M.ビアッジ
◯NSR250(1999)宇川徹
◯NSR500V(1999)──
◯NSR500(1999)A.クリビレ
◯NSR500(2000)A.クリビレ
◯NSR500(2001)V.ロッシ
◯RC211V PROTOTYPE(2001)──
◯NSR250(2001)加藤大治郎
◯NSR500(2002)加藤大治郎
◯RC211V(2002)V.ロッシ

■RC211V(2002)。開発初年度のシーズンながら、V.ロッシを擁してタイトルを獲得。
◯RC211V(2003)V.ロッシ
◯RS125RW(2003)D.ペドロサ
◯RC211V(2004)N.ヘイデン
◯RC211V(2004)玉田誠
◯RS250RW(2004)青山博一
◯RC211V(2005)N.ヘイデン
◯RC211V(2005)玉田誠
◯RS125R(2005)T.ルティ
◯RC211V(2006)M.メランドリ
◯RC212V(2007)中野真矢
◯RS250RW(2007)A.ドヴィツィオーゾ
◯RS250RW(2009)青山博一

■RS250RW(2009)。同年MotoGP250クラスで青山博一が駆り、チャンピオンを獲得。
◯RC212V(2011)C.ストーナー
◯RC213V(2014)M.マルケス(キャプ4)

■RC213V(2014)。参戦3年目のRC213Vは2012年、2013年に続きチャンピオンを獲得。ライダーはM.マルケス。
◯RC213V(2015)M.マルケス
◯RC213V(2017)D.ペドロサ
◯RC213V(2018)M.マルケス
◯RC213V(2019)M.マルケス
●「二輪世界グランプリGarage Collection」展 概要
◯期間 2023年7月22日(土)〜2023年10月1日(日)
◯場所 Honda Collection Hall 2階・3階エリア
◯時間 10:00〜16:30(季節・曜日により異なる)
◯料金 無料(別途モビリティリゾートもてぎの入場料。駐車料が必要)
レポート●モーサイ編集部 写真●ホンダモビリティランド
■ホンダモビリティランド株式会社
https://www.mr-motegi.jp/collection-hall/
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https://mc-web.jp/goods/117732/