ニューモデル

トライアンフ タイガー900が4月に158万円〜で発売 エンジンは新設計の888cc3気筒に

トライアンフモーターサイクルズジャパンは、タイガー800の後継モデルとなる「タイガー900」を4月上旬に発売する。
新型タイガー900は、新設計の888cc水冷4ストローク並列3気筒DOHCエンジンを搭載。フロントホイール径が19インチの「GT」「GTプロ」と、フロントホイール径が21インチでオフロード志向の「ラリー」「ラリープロ」の計4グレードをラインアップする。

GTプロ(コロッシレッド)

GT(ピュアホワイト)

ラリープロ(マットカーキグリーン)

ラリー(サファイアブラック)

新開発された888ccの3気筒エンジンは、従来型のタイガー800よりもトルクが10%向上しただけでなく、全回転域での出力の向上、中回転域での9%出力アップも果たしている。また、1-3-2となったファイアリングオーダー(点火順序)によってフィーリングも向上している。

排気量を88cアップし888ccとなった新エンジンは95馬力/8.9kgmを発揮

フレームにはボルトオンリヤフレームとピリオンハンガーを装備した新型の軽量モジュラーフレームを採用。ブレーキキャリパーはブレンボ製のスタイルマで、IMU(慣性計測装置)を利用した新設計コーナリングABSとコーナリングトラクションコントロール、レイン/ロード/スポーツ/オフロードのライディングモード、新設計のオールLEDライト、クルーズコントロールを搭載する。
また、上級グレードとなるGTプロとラリープロにはアップとダウンに対応するクイックシフター、GTプロにはライダーセットアップ(任意で電子制御を細かく設定可能)、ラリープロにはオフロードプロとライダーセットアップの追加ライディングモードが備わる。

ブレンボ製スタイルマ・モノブロックブレーキキャリパーを採用するフロントブレーキ

「GTプロ」と「ラリープロ」にはトライアンフシフトアシスト(クイックシフター)を搭載

新デザインのLEDヘッドライト

サスペンションは、ラリーとラリープロがショーワ製、GTとGTプロはマルゾッキ製。
ラリー/ラリープロのフロントはプリロードとリバウンド、コンプレッション、リヤはプリロードとリバウンドの手動調整が可能。
GT/GTプロのフロントはリバウンド路コンプレッションの手動調整機構が備わり、リヤもプリロードとリバウンドの調整が可能で、GTプロのリヤのみ電子制御調整機構となる。
ホイールトラベル量は、ラリーとラリープロが前240mm/後ろ230mm、GTとGTプロが前180mm/後ろ170mmとなる。
また、各車の特性にあわせて、GT/GTプロはキャストホイール、ラリー/ラリープロはスポークホイールを装備する。

「ラリープロ」のショーワ製フロントフォーク

「GTプロ」のマルゾッキ製電子制御リヤサスペンション

メーターは全車TFTディスプレイを採用しており、GTプロとラリープロには新MY TRIUMPHアプリ接続システムも搭載。
また、全車にグリップヒーター、USB充電機能付き新型モバイルフォン安全格納アダプターを備え、GTプロとラリープロはシートヒーターとタイヤ圧モニタリングシステムも装備するなど快適性も高められている。

TFTディスプレイ

カラーは、GTとGTプロがピュアホワイトとコロッシレッド、サファイアブラック、ラリーとラリープロはピュアホワイトとサファイアブラック、マットカーキグリーンのそれぞれ3色をラインアップ。価格は、GTが158万円(ピュアホワイト)〜160万6500円、GTプロは182万円。ラリーは166万円(ピュアホワイト)〜168万6500円、ラリープロが186万円となっている。

タイガー900 GTプロ主要諸元 [ ]内はラリープロ

【エンジン・性能】 種類:水冷4ストローク並列3気筒DOHC4バルブ ボア×ストローク:78mm×61.9mm 総排気量:888cc 最高出力:70kW<95.2ps>/8750rpm 最大トルク:87Nm〈8.9kgm〉/7250rpm 燃料タンク容量:20L 変速機:6段リターン
【寸法・重量】全長:── 全幅:930[935] 全高:1410[1452] ホイールベース:1556[1551] シート高:810/830[850/870](各mm) 重量:223[226]kg タイヤサイズ:F100/90-19[90/90-21] R150/70R17

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問い合わせ先 トライアンフコール
電話番号 03-6809-5233
URL https://www.triumphmotorcycles.jp
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