948ccの水冷4気筒エンジンを搭載するスポーツネイキッド、カワサキZ900の2020年モデルが2020年1月15日に104万5000円で発売されます。
新型はZ900のコンセプトだった「エキサイティング&イージー」をより洗練させ、デザインの刷新とエンジン・車体の改良が行われています。

●カワサキ「Z」シリーズ共通の「Sugomiデザイン」の3要素(クラウチングスタンス、低く構えたヘッドライトフェイス、跳ね上がったテール)はそのままに、アグレッシブかつシャープなイメージに。
デザイン:全灯火類をLED化、ヘッドライトまわりやタンクカバーなども変更
ヘッドライトはより鋭角的なデザインになったほか、ヘッドライト、ポジションランプ、ナンバー灯、ウインカーといった灯火類全てにLEDを採用。
ラジエターシュラウド、燃料タンクカバー、アンダーカウル、スイングアームピボットカバーはコンパクトな形状となり、従来型以上にシャープなイメージを強調するデザインとなっています。
カラーリングはブラック×グレー、ブラックの2色をラインアップ。

●新しいデザインのヘッドライトは、サイドにLEDポジションランプを配置。
エンジン:出力特性がスムーズに、パワーモードも採用
FIセッティングとクラッチダンパースプリングの見直しにより、よりスムーズな加減速が可能に。
また、先々行われる排出ガス規制を見越してエキゾーストシステムが変更されています。触媒容量を増加し排出ガスをよりクリーンにしたうえで、エキサイティングなエキゾーストノートも追求。そのためプリチャンバーとサイレンサーの内部構造も変更し、特にアイドリング時やスロットルを開けたときのサウンドが爽快なものになっているとのことです。
車体:フレームは強度を高め、サスペンションセッティングも最適化
ハンドリング性能を維持しならが、フレームはスイングアームピボット部の強度を高めて耐久性の向上が図られました。

●新たなフレームにあわせて前後サスペンションのセッティングも最適化されています。
機能:トラクションコントロール、パワーモード連動のライディングモード搭載
「スポーツ」「ロード」「レイン」と各設定を任意で調整できる「ライダー」の4モードが選択できるライディングモードが搭載されました。プリセットされる3モードの設定は次のようになります。
スポーツ:トラクションコントロール介入「最小」&フルパワー
ロード:トラクションコントロール介入「中」&フルパワー
レイン:ラクションコントロール介入「最大」&ローパワー
またメータは4.3インチのカラー液晶に。ライディングモードなどの情報を見やすく表示するほか、背景色は周囲の明るさによって白と黒に自動で切り替わります。
メーターパネルにはBluetoothが内蔵されており、専用アプリを用いることでスマートフォンで車両情報を把握できるほか、記録したGPS情報を読み出すこともできます。

●液晶にはバーグラフ式回転計、デジタル速度計、ギヤポジションインジケーター、燃料計、選択中のライディングモードなどが表示されます。

メタリックグラファイトグレー×メタリックスパークブラック

メタリックスパークブラック×メタリックフラットスパークブラック
2020年型Z900諸元
[エンジン・性能]
種類:水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ ボア・ストローク:73.4×56.0mm 総排気量:948cc 最高出力:92kW<125ps>/9500rpm 最大トルク:98Nm<10.0kgm>/7700rpm 変速機:6段リターン
[寸法・重量]
全長:2070 全幅825 全高:1080 ホイールベース:1455 シート高800(各mm) タイヤサイズ:F120/70ZR17 R180/55ZR17 車両重量:213kg 燃料タンク容量:17L
問い合わせ●カワサキモータースジャパン
http://www.kawasaki-motors.com/
フリーコール 0120-400819(お客様相談室)
まとめ●モーサイ編集部・上野

































