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電子制御機構を充実化
スズキの大型アドベンチャーモデル、Vストローム1050の海外向けモデルに関しマイナーチェンジが発表された。新グレード「Vストローム1050DE」を設定し、2023年1月より欧州・北米を中心に全世界で順次販売が開始されるという。
主な改良点は、電子制御機構の充実化。アップ/ダウン両対応のクイックシフターが装備されるほか、クルーズコントロールの設定可能な速度域やギヤポジションの範囲が拡大されている。
それにともない、メーターは多彩化した機能を見やすく表示するため、5インチフルカラー液晶へと刷新されている。

Vストローム1050DEはよりオフロードを重視したタイプ
新たに登場したVストローム1050DEはオフロードの走破性を重視したタイプで、21インチのフロントホイールを採用(ホイールは前後ともワイヤースポークとなる)。
トラクションコントロールシステムに作動レベルを控えめとした専用の「Gモード」を備えるほか、リヤブレーキのABS解除も可能となる。
また、ハンドルは衝撃吸収性能を向上させるためスタンダードモデルよりも左右に20mmずつ幅が広げられているほか、アクセサリーバー、 エンジン下部にアルミ製プロテクターが標準装備される。
なお、スタンダード、DEとも現時点での日本発売情報に関しては未定となっている。


新型スズキ Vストローム1050(海外仕様)主要諸元
[エンジン・性能]
種類:水冷4ストロークV型2気筒DOHC4バルブ ボア・ストローク:100.0×66.0mm 総排気量:1037cc 最高出力:79kw(107ps)/8500rpm 最大トルク:100Nm(10.1kgm)/6000rpm 変速機:6段リターン
[寸法・重量]
全長:2265 全幅:940 全高:1515 ホイールベース:1555 シート高:855(各mm) タイヤサイズ:F110/80R19 R150/70R17 車両重量:242kg 燃料タンク容量:20L
新型スズキ Vストローム1050DE(海外仕様)主要諸元
[エンジン・性能]
種類:水冷4ストロークV型2気筒DOHC4バルブ ボア・ストローク:100.0×66.0mm 総排気量:1037cc 最高出力:79kw(107ps)/8500rpm 最大トルク:100Nm(10.1kgm)/6000rpm 変速機:6段リターン
[寸法・重量]
全長:2390 全幅:960 全高:1505 ホイールベース:1595 シート高:880(各mm) タイヤサイズ:F90/90-21 R150/70R17 車両重量:252kg 燃料タンク容量:20L
まとめ●モーサイ編集部 写真●スズキ