スクーターの定番 ヤマハ ジョグ

原付スクーターといえば「ジョグ」の名前を挙げる人も多いのではないでしょうか。
そんなド定番かつ、スタンダードなスクーターですが、2018年4月からホンダのOEM供給モデルとなっていて、ホンダ タクトをベースにヘッドライトやフロントカウルなどのデザインを変更した設計です。
実用性の高さは変わらずで、19L容量のシート下トランクは、スイッチで電気式に解錠できる優れもの。アイドリングストップ機構を備えた「ジョグ デラックス」もあります。
エンジン:水冷4スト単気筒OHC2バルブ 総排気量:49cc 最高出力:4.5馬力 全長×全幅×全高:1675×670×1040(各mm) シート高:705mm 車重:78kg 燃料タンク容量:4.5L
ゆるキャン△で人気再燃中!? ヤマハ ビーノ

アニメ「ゆるキャン△」の主人公が乗るスクーターとしておなじみ(?)のビーノ。
現在新車で販売されているものは、ジョグ同様にホンダによるOEM供給でホンダ ジョルノがベース。ステップボードから後ろは2車共通のデザインですが、カバーレスハンドルとクリッと飛び出したヘッドライトで、レトロ可愛いビーノシリーズならではのデザインを継承しています。
シート下トランクの容量は約20Lです。
エンジン:水冷4スト単気筒OHC2バルブ 総排気量:49cc 最高出力:4.5馬力 全長×全幅×全高:1650×670×1015(各mm) シート高:720mm 車重:81kg 燃料タンク容量:4.5L
『ローマの休日』でおなじみのベスパも! ベスパ プリマベーラ50

オードリー・ヘップバーンが『ローマの休日』で乗ったことで有名なイタリアンスクーターのベスパにも乗れちゃいます。
伝統的なスチール製モノコックボディや丸目ヘッドライト、テールランプにはLEDを採用するなど、エンジン以外の車体構成は大きな排気量のプリマベーラと同じなので高級感も満点。
エンジン:空冷4スト単気筒OHC3バルブ 総排気量:49cc 最高出力:3.2馬力 全長×全幅×全高:1860×735×──(各mm) シート高:780mm 車両重量:115kg 燃料タンク容量:8L
1950年代のスクーターをイメージ プジョー ジャンゴ50

1950年代のスクーターのデザインを取り入れ、流麗なボディが大きな特徴のジャンゴ50。
ツートーンカラーの「エバージョン」や、ゼッケンナンバーやストライプが入った「スポーツ」もラインアップされています。
大きめなボディのおかげか、燃料タンクが大きいのも密かなポイント。
こちらもクルマのプジョー販売店では売っていないのでご注意ください。
エンジン:空冷4スト単気筒OHC2バルブ 総排気量:49.9cc 最高出力:3.7馬力 全長×全幅×全高:1925×710×1190(各mm) シート高:770mm 車重110kg(乾燥) 燃料タンク容量:8.5L
充実装備で使い勝手バツグン スズキ アドレスV50

フルフェイスヘルメットも収納できるシート下収納にハンドル下のフロントポケットなど十分な収納スペースに加え、大型のかばんホルダー、U字ロックホルダー、リヤキャリヤを標準装備し、必要なもの「全部乗せ」。
そのうえ、燃費はヨシ、価格は手頃と「ザ・スタンダード」といえるスクーターです。
エンジン:空冷4スト単気筒OHC2バルブ 総排気量:49cc 最高出力:3.7馬力 全長×全幅×全高:1670×620×1005(各mm) シート高:710mm 車両重量:74kg 燃料タンク容量:4.8L
クラストップの軽量モデル スズキ レッツ

実用性の高さとクラストップレベルの軽量さがウリのレッツ。
フロントポケットやU字ロックホルダー付きリヤキャリヤを標準装備し、シート下収納にはフルフェイスヘルメットが収まります。
フロントに大きなカゴを備えた兄弟車「レッツバスケット」もあります。
エンジン:空冷4スト単気筒OHC2バルブ 総排気量:49cc 最高出力:3.7馬力 全長×全幅×全高:1660×615×995(各mm) シート高:695mm 車重:70kg 燃料タンク容量:4.8L
ビジネス用途メインだが無骨なデザインに惚れるかも ホンダ ベンリィ

配達業務などで活躍する原付きスクーターです。そのため、リヤデッキの最大積載量はなんと30㎏!
便利な電源ソケットも備えています。
フロントに大きなカゴを備え、さらに積載力をアップさせた「ベンリィ プロ」という兄弟車もあります。
エンジン:水冷4スト単気筒OHC2バルブ 総排気量:49cc 最高出力:4.4馬力 全長×全幅×全高:1830×690×1035(各mm) シート高:710mm 車重:110kg 燃料タンク容量:10L
ビジネス用途メインだが無骨なデザインに惚れるかも2 ヤマハ ギア

ギアは大型低床リヤデッキを備え、ビジネス使用を想定したスクーターです。
「パーキングスタンド仕様」は、簡単操作でスタンド掛けが可能。
新聞配達特化の「ニュースギア」という兄弟車は、大型のフロントバスケットやリヤキャリヤ、後輪用フットブレーキペダルを装備しています。
エンジン:水冷4スト単気筒OHC3バルブ 総排気量:49cc 最高出力:4.3馬力 全長×全幅×全高:1850×680×1025(各mm) シート高:715mm 車重:98kg 燃料タンク容量:7.5L
スイカ柄のヘルメットを被りたくなる!? ヤマハ Eビーノ

ファッショナブルな電動スクーターのEビーノ。重量約6㎏の着脱式バッテリーを採用しているため、屋内での充電が可能です。
家庭用100V電源を使って約3時間で満充電になり、航続距離は約29㎞。2タイプの走行モードと、ボタンを押してから約30秒間だけ作動するブースト機能を搭載しています。
新車購入し2020年3月2日までに申請をすると「クリーンエネルギー自動車導入事業費補助金」として2万6000円の交付が受けられます。
モーター:交流同期電動機 総排気量:── 最高出力:1.6馬力 全長×全幅×全高:1675×660×1005(各mm) シート高:715mm 車重:68kg
125ccと共通装備でお買い得感高し SYM オービットスリー50

台湾のバイクメーカーSYMがヨーロッパ向けモデルとして開発したオービットスリー50は、車体・装備が125cc版と共通。
そのため10万円台半ばという価格ですが、シート下収納にUSB電源を備えていたり、前輪にディスクブレーキを採用していたりと、装備面でのお買い得感が高い1台。
シート下収納はフルフェイスヘルメットが収納できるほか、給油口はハンドル下としてシートを開けずに給油できるなど、実用性も○。
エンジン:空冷4スト単気筒2バルブ 総排気量:49cc 最高出力:非公表 全長×全幅×全高:1915×680×1120(各mm) シート高:── 車重:110kg 燃料タンク容量:5.7L
現在日本で正規販売される「ゲンツキ」をほぼ網羅しただけでも、この数。
もちろん中古車・絶版車も含めれば車種選択の可能性はググっと広がります。
「クルマの免許」でバイクライフ、スタートしてみませんか?
(まとめ●モーサイ編集部・佐藤/上野)
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