新車

クルマの免許で乗れるバイク「こんなにあるの!?」 ギヤ付きモデルに海外ブランドまで18選

バイクに乗りたいけれど、免許を取りに行く時間が作れない……でも、やっぱりバイクには乗ってみたい!という人も少なくないのではないでしょうか。

クルマの免許は多くの人が取得すると思いますが、「クルマの免許」こと普通自動車免許で運転できるバイクとは……はい、ご存じですね、「排気量50cc以下の原動機付自転車」いわゆる「ゲンツキ」です。(2007年より前に普通自動車免許を取得した人は「中型自動車免許 8tに限る」となっていると思いますが、もちろんゲンツキを運転できます)

難しい操作が必要なく日常の移動手段として便利なAT車=スクーターが定番ですが、ギヤチェンジしながら操る楽しさを得られるモデルや、オシャレなデザインの海外ブランドも選べて、結構バリエーションも豊富なんですよ!
というわけで当記事では「新車で買える50ccバイク」を紹介していきますね。
現在日本で買えるものをほぼ網羅してみたら18台ありました(結構数があるので大変でした……)。

世界に誇る名車 ホンダ スーパーカブ50

ホンダ スーパーカブ50(価格は23万6500円)

日本の名車、いやいや、世界中で活躍していることを思えば「世界の名車」とも言えるバイクにもクルマの免許で乗れちゃいます。
クラッチ操作のない4速ミッションを搭載し、ギヤチェンジして走れば操る面白さもタップリ。ノンビリ走ってもよし、スポーティに走ってもよし、1台あればなんでもマルチにこなせるマシンです。
新聞配達をメイン用途としたカゴ付きの「スーパーカブプロ」というモデルもあります。ちなみに個人ユーザーでも購入できます。

エンジン:空冷4スト単気筒OHC2バルブ 総排気量:49cc 最高出力:3.7馬力 全長×全幅×全高:1860×695×1040(各mm) シート高:735mm 車重:96kg 燃料タンク容量:4.3L

アウトドアスタイルのデザイン ホンダ クロスカブ50

クロスカブ50(価格は29万7000円。「くまモンバージョン」は30万8000円)

外装パーツを省略する一方、ガード付きのヘッドライトを装備するなどし、スーパーカブにアウトドアテイストを注入したクロスカブ50。スーパーカブ50のタイヤは17インチなのに対し、クロスカブ50は14インチとなるので、どこか可愛らしさがあるのも特徴です。
生産拠点が熊本県にあることが縁で誕生した「くまモンバージョン」もあります。

エンジン:空冷4スト単気筒OHC2バルブ 総排気量:49cc 最高出力:3.7馬力 全長×全幅×全高:1840×720×1050(各mm) シート高:740mm 車重:100kg 燃料タンク容量:4.3L

スタイリッシュなイタリアン ランブレッタ V50

V50 スペシャルフレックス(価格は39万円)

1970年代に一度消滅してしまったものの、2017年に復活したイタリアンブランドがランブレッタです。
同社のモデルはどれもレトロなスタイリングで非常にお洒落。200cc、125cc、50ccのモデルがありますが車体の基本構造は3車共通で、スチールモノコックボディを採用。高級感あるメタリックな質感も魅力です。
「スペシャルフィックス」と「スペシャルフレックス」という2タイプがありますが、写真の「スペシャルフレックス」はフロントフェンダーが可動式となります(価格は共通)。

エンジン:空冷4スト単気筒OHC2バルブ 総排気量:49.5cc 最高出力:3.5馬力 全長×全幅×全高:1890×735×1115(各mm) シート高:770mm 車両重量:── 燃料タンク容量:6L ± 0.2L

レトロポップなスクーター ホンダ ジョルノ

ジョルノ デラックス(価格は19万8000円。デラックスは20万3500円)

丸みを帯びたキュートなレトロポップなデザインのスクーターです。
アイドリングストップシステムが搭載され、シート下トランクは20L容量と使い勝手も非常に良好。
生産工場が熊本県にあることから、くまモンとコラボした「くまモンバージョン」というタイプもあります。写真の「デラックス」は、専用カラー&グラフィックで可愛らしさをさらに強調したタイプとなります。

エンジン:水冷4スト単気筒OHC2バルブ 総排気量:49cc 最高出力:4.5馬力 全長×全幅×全高:1650×670×1035(各mm) シート高:720mm 車重:81kg 燃料タンク容量:4.5L

収納スペース充実! ホンダ タクト

タクト(価格は18万1500円。ベーシックは16万8300円)

日常での使い勝手に優れた、スタンダードなスクーターです。
フルフェイスヘルメットも収納可能な20L容量のシート下トランクに加えて、ハンドル下にはポケットやカバン用ホルダーを備え、リヤキャリヤも標準装備しています。
アイドリングストップ機能を搭載していますが、それを省略して値段を抑えた「タクト ベーシック」もあります。

エンジン:水冷4スト単気筒OHC2バルブ 総排気量:49cc 最高出力:4.5馬力 全長×全幅×全高:1675×670×1035(各mm) シート高:720mm 車重:79kg 燃料タンク容量:4.5L

メカニカルなデザインが魅力 ホンダ ダンク

ダンク(価格は青、黒、白が21万8900円。つや消し黒、つや消し銀、銀が22万4400円)

「プレミアムスニーカー」を開発コンセプトにして作られたダンクは、直線基調の外装、カバーレスのハンドル、メカニカルなメーターなど、個性派デザインのスクーターです。
シート下トランクは23L容量で、ハンドル下には左側にアクセサリーソケットを備えたフタ付きポケット、右側には開口タイプのポケットが設けられていて、使い勝手も抜かりありません。

エンジン:水冷4スト単気筒OHC2バルブ 総排気量:49cc 最高出力:4.5馬力 全長×全幅×全高:1675×700×1040(各mm) シート高:730(mm)  車重:81kg 燃料タンク容量:4.5L

デザインも名前もアグレッシブ! プジョー スピードファイト50 R-カップ

スピードファイト50 R-カップ(価格は32万円8900円)

プジョーといえばライオンマークでおなじみなフランスのクルマですが、プジョーのツーリングカーレース仕様「308TRC」をモチーフにしたグラフィックをまとうスポーツスクーターがこのスピードファイト50です。
クルマ好きからも注目も浴びることは間違いなし!?ですが、クルマのプジョー販売店では売っていないのでご注意ください。

エンジン:水冷4スト単気筒OHC2バルブ 総排気量:49.5cc 最高出力:3.6馬力 全長×全幅×全高:1895×700×1150(各mm) シート高:800mm 車重(乾燥):100kg 燃料タンク容量:8L

今や貴重な2ストエンジン アプリリア SR50R

SR50R(33万円)

エンジンはなんと49㏄水冷2ストローク単気筒! 今や貴重な存在が新車で買えます。
フロント荷重を重視したフレーム構造に高性能な前後サスペンションとブレーキを組み合わせ、スポーティな走りが楽しめるスクーターです。

エンジン:水冷2スト単気筒クランクケースリードバルブ 総排気量:49cc 最高出力:非公表 全長×全幅×全高:── シート高:795mm 車重:── 燃料タンク容量:7L

1

2
  1. 大きなバイクに疲れた元大型ライダーが「Honda E-Clutch」で体感したある異変とは?「バイクの概念が変わりました」

  2. 【バイク初心者】本格的なバイク整備はプロに任せる!でもこの『3つ』だけは自分でもチェックできるようになろう!【バイクライフ・ステップアップ講座/3つのセルフチェック 編】【Safety】

  3. 『Rebel 250(レブル250)』に「Honda E-Clutch」搭載タイプが登場!ユーザーの声をもとに熟成した新たな『Rebel 250』でツーリングを楽しもう!

  4. 寒い季節はグローブ選びが命! 冬場も走るベテランライダーが100%装着している『バイク用の冬グローブ』ってどんなもの?

  5. 【比較】新型『GB350 C』と人気の『GB350』の違いは?ざっくり10万円強も価格差……ちょっと高いんじゃない?と感じる人へ!

  6. 新型『NX400』ってバイク初心者向けなの? 生産終了した『400X』と比較して何が違う?

  7. 冬は寒いのになんでバイクに乗るの?実は『他の季節よりも○○な魅力』が5つある!

  8. ベテランライダーが『CBR650R E-Clutch』に乗って感じた楽しさ

  9. 寒い時期はバイクに乗らない人へ!愛車を冬眠させるなら「4つの〇〇+α」をやっておけばずっと長持ち!

  10. 還暦からセカンドライフをスタートさせた『Rebel (レブル)1100 <DCT>』のオーナー

  11. 定年後のバイクライフをクロスカブ110で楽しむベテランライダー

  12. CL250とCL500はどっちがいい? CL500で800km走ってわかったこと【ホンダの道は1日にしてならず/Honda CL500 試乗インプレ・レビュー 前編】

  13. 【王道】今の時代は『スーパーカブ 110』こそがシリーズのスタンダードにしてオールマイティー!

  14. 新車と中古車、買うならどっち? バイクを『新車で買うこと』の知られざるメリットとは?

  15. ビッグネイキッドCB1300SFを20代ライダーが初体験

  16. どっちが好き? 空冷シングル『GB350』と『GB350S』の走りはどう違う?

  17. “スーパーカブ”シリーズって何機種あるの? 乗り味も違ったりするの!?

  18. 40代/50代からの大型バイク『デビュー&リターン』の最適解。 趣味にも『足るを知る』大人におすすめしたいのは……

  19. ダックス125が『原付二種バイクのメリット』の塊! いちばん安い2500円のプランで試してみて欲しいこと【次はどれ乗る?レンタルバイク相性診断/Dax125(2022)】

  20. “HAWK 11(ホーク 11)と『芦ノ湖スカイライン』を駆け抜ける

おすすめ記事

GSX-S1000GT スズキ スズキ GSX-S1000GT徹底解説「グランドツアラー路線となったフルカウル版GSX-S1000」 人気スポーツのYZF-R3/R25の2020年モデルはシルバー、ブルー、ブラックの3色展開 ときひろみの「私に乗せなさい!」HONDA CB1100EX(前編)

カテゴリー記事一覧

  1. GB350C ホンダ 足つき ライディングポジション