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普通二輪免許で乗れる「カワサキ W」登場!車名からすると排気量は230cc?
2023年10月26日(木)〜11月5日(日)まで東京ビッグサイトで開催されるジャパンモビリティショー2023(旧・東京モーターショー)。
カワサキは世界初公開となるモデルを5機種発表、3台は250ccクラスのモデルです。当記事ではそのうちの1台、「W230」に注目していきます。
OHCの空冷単気筒エンジンをスチール製セミダブルクレードルフレームに搭載する「W230」は、丸目1灯のヘッドライト、ティアドロップ型タンク、ワイヤースポークホイール、スチール製フェンダーを組み合わせたクラシカルなモデル。低いシート高と軽量な車重で扱いやすさも特徴とのことです。
写真では樹脂に見えてしまうかもしれませんが前後フェンダーはスチール製で、ホイール径はフロント18インチ、リヤ17インチとなっています。
味わい深さを追求したという空冷単気筒エンジンですが、車名からすると230ccと思われるものの、現状、排気量や性能は明らかになっていません。近年のカワサキの230cc空冷単気筒OHCエンジンではオフロードモデルKLX230系に搭載されたものがありますが、外観を見てみるとエキゾーストパイプの取り回し、フィンやクランクケースの形状などはかなり異なります。とはいえ、ヘッド周りは似ている印象を受ける部分も……。
カワサキモータースジャパンが日本発売を早速準備中
ジャパンモビリティショー2023では「参考出品車」という展示ですが、カワサキモータースジャパンはこのW230に関して国内販売に向け準備を行っていると発表。
カワサキはニンジャ、Zの車名で各排気量のモデルをラインアップし2大ブランドを構築していますが、W230が登場すればW800(800cc空冷並列2気筒)とともに「Wシリーズ」となります。普通二輪免許で乗れるモデルという点も含め、「W」の名が今まで以上に多くのファンへ浸透していくことは間違いないでしょう。
ジャパンモビリティショー2023は東京都江東区有明の東京ビッグサイトで開催。一般公開は10月28日(土)から。カワサキブースは東展示棟・東6ホールです。
なお、チケットは会場で当日販売は行われず、インターネットや各コンビニエンスストアでの購入のみとなっています。
まとめ●モーサイ編集部 写真●カワサキ
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https://mc-web.jp/motorcycle/123472/
■カワサキモータース 公式ウェブサイト
https://www.kawasaki-cp.khi.co.jp/corp/
■カワサキモータースジャパン公式ウェブサイト
https://www.kawasaki-motors.com/
■ジャパンモビリティショー2023公式ウェブサイト
https://www.japan-mobility-show.com/